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(Side優人)

鈴「……どいてよ…………」 そう言って、彼はフラフラした足取りのままクラスを出ようとする……………… 流石にクラスメイトもやりすぎたと思っているようで 鈴がクラスからでないように……誰も避けようとしない……………… クラスの中を気まずい空気が流れていたその時 ガラガラ…… 晴「鈴……俺に荷物持たせたままどこいって……………………なんだよ…………これ……」 鈴「しにたい……しにたい……しにたい……」 晴「鈴……?…………鈴、どうした……」 鈴は清水の質問にも耳を傾けず、外へ行こうとする……………… 晴「……………………………………」 すると、清水は鈴を引っ張り横抱きにした………… そのまま鈴の耳元で話し始めた…… 晴「鈴……鈴……りぃん………………」 すると一瞬、鈴の目に光が戻った………… 鈴「はるや………………?」 晴「おはよ、マイハニー♪」 そのまま晴也は鈴へキスを送った………… その瞬間クラスはパニックになった 鈴が好きなのは優人 なのに鈴は晴也にキスをされている なにがなんだかわからなくなった……………… キスを送ると、晴也は周りを見渡してこういった…… 晴「…………で、誰だこんなことしたの……」 そういい、彼は黒板に貼ってあった写真をベリっと1枚剥がした 晴「……………………高瀬か……?」 優「………………そうだ…… そいつは俺に告白をして……秋がいるって言ったら 無理矢理キスを………………」 晴「へぇー、鈴、ダメじゃないか、浮気は」 そういい、晴也は愛おしそうに鈴を撫で始めた 全く俺の言ってることを信じていないようだった…………………………

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