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文化祭(Side鈴)

とうとう文化祭まであと残り2日となった 今日はお店の飾り付けを完成させて 明日学内発表となる………… 鈴「なぁ…………短くないか…………」 G「大丈夫よ!涼原くん、似合ってるよ!」 鈴「うわ……すっごく嬉しくない…………」 優人とは、発情期の時に助けて貰ってから、仲直り(?)をした 最近では、優人と晴也が仲良く話しているのをよく見かける その影響あってか 黒板の事件からわだかまりができていたクラスメイトとも元通りの関係になった 一部を除いて…… A「けっ、オカマが…………」 H「ちょっと!!…………ごめんね、男子が……」 鈴「んー?大丈夫だよ、ありがとう」 F「男子が子供なだけだから、気にしないでね」 鈴「俺も男子なんだけど…………」 今では男子より女子が仲良くしてくれている 以前は男ばかりに囲まれていたから……なんだか新鮮(?)だ…… F「ねぇ……鈴くん!」 鈴「んー?なんだ?」 F「項を噛まれるってどんな感じっ??」 鈴「……ぶっ…………」 キラキラした目で聞かれる………… 女子が仲良くしてくれているのは多分身近に番がいるからだろう…… αとΩが少ない現代では そもそも番が少ない それはそうだ……俺だって番なんて幻だと思っていた……………… まさか自分がなるとは思っていなかったが…… F「ねぇ!どんなかんじー??」 鈴「わ、訳がわからなくなる感じ……」 F「そんなに気持ちいいんだ!?」 女子が俺の反応を見てキャー!と歓声を上げる 俺は惚気を吐くことに慣れていない………… せ、背中がむずかゆいっ……………………

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