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(Side鈴)
鈴「……はるやのばか………………」
俺は今、校舎裏の影になっているところにいる………………
ここなら誰にも見つからない…………
ここの近くには裏門があり、外に出ることができる
こっそり………………いってしまおうか…………
だけど……如月さんの家…………わかんない……
秋のためになにかしたい、だけどなにをしていいのか分からない………………
なにをすれば……………………
俺は考えるのに集中しすぎた…………
だから、後ろから来た影に気が付かなかったのだ………………
?「…………………………………………」
鈴「…………………………ん?………………んんっ!!」
ガバッと後ろから羽交い締めにされ…………
口に布を当てられた……
ツンとした匂いが俺の鼻を刺す…………
あぁ…………晴也………………ごめん………………
俺は、自分のワガママを呪いながら…………………………………………意識を失った……
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