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地獄一日目(Side鈴)
晴「鈴……鈴…………」
晴也……晴也っ………………
晴也の腕に飛び込もうとする…………だが……
バシッ
鈴「……………………え?」
晴「気安く触んじゃねぇ……
きたねぇんだよ!メスブタがっ」
あぁ………………嫌われてしまった…………
鈴「ごめんなさい、ごめんなさいっっ」
晴「もう二度とツラ見せんなっ!」
そういうと、彼は女と手を組みどこかへ行ってしまう………………
如「いきましょ?晴也」
晴「あぁ……華…………」
いやだ……晴也……いかないでっ!!!!!
俺を……ひとりにしないでぇっ!!!!!!
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陽「………………ぱい?鈴先輩?」
鈴「…………………………」
陽「りぃーんせーんぱーい!
起きてくださーい!朝ですよー!」
鈴「…………ごほっごほっ……」
陽「あぁ、今お水持ってきますね…………」
喉に何かが張り付いている感覚がする……
最悪だ………………
昨日の悪夢を思い出す……………………
夢であって欲しかった………………
晴也以外のものを咥え、最後には自分から出すよう催促してしまった………………
こんなに汚れてしまった………………
俺はなんて………………あさましい…………
おれは……いつか、今見た夢のように……
晴也に捨てられるのだ…………………………
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