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(Side鈴)
?「うっ……………………くそっ
………………でるっ!」
あぁ、やっと開放される、そう思ったのに…………
ぬぽんっ
?「くっ……………………」
あ、あれ………………?
口に広がるはずの熱い液が
男の手の中に収まるのを呆然と見ていた……
鈴「………………なんで……」
陽「あれれ~?
もしかして…………のみたかったんですかぁ?」
そう言われ、ハッとした…………
自分のした事を思い出し……後悔した…………
俺はなにを………………
いくら発情しているからと言って……
ほかの男の精液を求めるなんて………………
悲しくて、自分が憎くて、泣きそうになった………………
この光景を見たら……晴也はどう思うだろうか………………
晴也…………はるやぁ………………
晴也が恋しい………………
好きなんだ………………やっと両思いになれたんだ………………なのに…………なのにっ………………
どうして俺なんだ…………他に可愛いやつ沢山いるだろ………………
俺は晴也のものだ………………
俺は晴也のもの…………………………
もう誰の精液も求めない…………………………
晴也以外に自ら求めたりしない………………
晴也が俺の立場なら快楽より俺をとってくれるはずだ………………
俺も快楽に負けてはならない……………………
絶対に晴也の元に帰るんだ…………
今日と明日…………この2日耐えれば………………
学校が始まる……………………
晴也の腕の中に戻れる………………
それまで………………我慢するんだ…………
おれは……はるやのものなんだから…………
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