遥｢…………………………なにしてるわけ…？｣ うわぁ、前からブリザードがすごい………… 薫｢あ、遥……おかえり？ 今、鈴にご飯食べさせてるところ……｣ 鈴｢お、俺……おりたいっ…………｣ そこには膝の上に鈴を乗せた薫がいた…… 鈴、やつれたな……………… でも……無事に帰ってきてくれた………… 鈴｢………………晴也……涙が…………｣ 晴｢あ、あれ……………………｣ 気づくと涙を流していた………… あぁ、俺、こんなに安心したのか…… 晴｢ど、どうしよう、とまんない………………｣ 鈴｢………………………………………………っっ｣ 涙でぼやけて前が見えない…… 鈴の顔をよく見たいのに………… ゴシゴシと涙を拭っていると ドンッと衝撃が来る………… 晴｢………………へ？？……｣ 鈴｢はるやぁ…………はるやぁぁぁあぁっ……｣ 晴｢りんっ……おかえり…………おかえりっ……｣ 俺の涙につられたのか、鈴が号泣してしまった……………… そんな鈴も可愛い…………………… 泣き顔の鈴をみたいのに、涙でぼやけて見えない………… もう作戦とか……どうでもいい……………… 鈴が俺の腕の中にいる……………… 鈴の頭に顔を埋めグリグリと鼻を押し付ける………… イラッ……………… 違う男の匂いがする……………… レイプされたのを知っていても……………… やはり腹が立ってしまう………… 絶対に犯人を捕まえる……………… 俺の手で殺してやる………………