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(Side晴也)

遥「…………ねてる……?」 玲「あぁ、隈もひどいし、寝れてなかったのだろう…………」 朱「如月ちゃん…………どう始末しようか……」 薫「殴る?殺す?いたぶる? 同じ目に遭わせてあげたいよね……」 玲「まぁ、待て、お前ら 今、俺の父になんとかしてもらってる」 遥「そういえば、さっきなに聞いたの?」 玲「あのな…………………………」 鈴がレイプされているのだとしたら、証拠が必要だ じゃないと、罪として成り立たない…… そのためには聖川と三枝の協力が必要だ…… だが、彼らは佐々木に弱みを握られているそうだ なので、まず佐々木の素性を調べてもらうことにした これが1つ目だ 2つ目は 鈴の首輪にGPS機能をつけること、音声、録画ができるようにすること 万が一、取られた場合も大丈夫なように対策がしてあるものをお願いした これなら鈴が危険にさらされることはない 晴「そ、そんなこと可能なのか……?」 玲「今、警察は結構なことができるからなー ま、隠してるがな」 朱「その気になれば他人のケータイから遠隔操作して、データを抜き取ることだって可能なはずだよ」 玲「それは、俺がやる 佐々木に如月、聖川のカメラにも乗ってると言ってたな 拡散さえされてなければいける」 晴「今すぐできるか……」 玲「今からやるか?」 晴「あぁ、鈴が寝ているうちに終わらせてあげたい」 それもそうだな、と思い即行動を開始した…… 俺たちは風紀委員室のパソコンの前に集まった………………

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