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(Side玲)
そんな……ありえないだろう……くそっ……
遥「その人数相手にしろって言うの……?」
陽「す、すみません…………
ですが、この中にも乗り気じゃないものがいます!
そいつらは多分やりません!」
遥「その乗り気じゃないのは何人なのさ」
陽「ふ、2人です………………」
玲「……たったの2人じゃないか……っくそ……」
すると……鈴が…………………
鈴「ねぇ、俺が死ねば解決するの……?」
晴「り、鈴?馬鹿なこと言うなよ……」
鈴「ねぇ、答えて……」
そういって、陽太を見つめた…………
鈴……何を考えているんだ……?
陽「たぶん、解決しません………………
如月先輩は清水先輩と番になりたいと思っています
それも心から愛してほしいと思っています
それは一生かけてももう無理だと思われます
鈴先輩が死んでも心は手に入りません
だから………………冗談でも自分が死ねばいいんじゃないかと考えないでください…………」
晴「…………本当だよ……………………鈴のあほ……ばか…………くそっ………ごめん、俺が弱いからだ……………
だけど……二度と言ってくれるな…………
お前が死んだら、俺は追いかけるからな…………」
鈴「………はるや?………ごめんなさい…………
……ごめんなさいっっ…………」
言った事の重大さを鈴も反省しているようだ……
このままでは鈴も晴也も限界だ…………
なにか、なにかいい方法は………………
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