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(Side晴也)

玲「晴也…………そろそろ休め……」 晴「…………いい……」 玲「……お前が倒れたら元も子もない…… それに……まだ鈴が目を覚ます気配はない…… なにか変わったことがあったら伝えるから……寝てこい…………」 晴「………………わかった…………」 鈴に付きっきりになり……学校を番の発情期公欠を使い休んで四日目になる………… その間、鈴が目を覚ますことは無かった 丸4日寝たままだ……………… 心配で、心配で………… 目覚めない鈴をみて……胸が張り裂けそうになる………………どれだけ怖かっただろう……レイプされるだけでも相当な怖さだろうに………………… 刺されて、その傷を抉られて………………気を失うまで心を傷つけられて……………… 俺はそんな時にのんびりと家ですこじているだなんて………………………… 悔しくて、悔しくて仕方がなかった……………… 俺は鈴の番なのに、与えてもらっているばかりでなにも与えられない……………… 今思えば、鈴と付き合ってから鈴は幸せになってるのか…………今回の事件だって、俺のせいだ………………鈴…………俺はどうすればいい…… もう………………お前を失いたくない………… 俺は…………どうすればお前を傷つけないで愛することができる…………?

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