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〃
俺たちはド○ンパの列に並ぶ…………
やっぱり、休みってだけあってとても並んでいた
キャストの人に話を聞くと、2時間待ちです~と答えてくれた
鈴「に、2時間待ち………………」
今から2時間だと3時………………
噂によると“えぇじゃな○か”もそのくらい並ぶらしいから………………
え、5時……!?
このままだとこのふたつと観覧車で終わりそうだ………………どうしよう…………
えぇ○ゃないかを諦めようとしていたその時
晴「あー、俺たちはええじゃ○いか行ってもいいか?」
そういう彼に腕をひかれ、列を抜ける
え、え?!いいの!?
玲「おう、また連絡するな」
晴「わりぃな、また後で」
そういって彼と2人で○えじゃないかを目指して歩き出す………………
鈴「あ、あの…………晴也?」
晴「あー、やっと二人きりになれた……」
鈴「…………え?」
勝手に抜けてきていいのかな……
そう聞こうと思ったら溜息をついて彼はしゃがみこんでしまった…………
ていうか…………ふ、二人きりになりたかったのか……??
晴「…………だってさ、お前………………ずっと玲達と行動してんだもん………………
せっかく久々のデートなのに…………おじゃま虫沢山つけてくるし……………………」
そう、拗ねたように言う晴也にキュンキュンが止まらない……………………
俺だけじゃなかった?………………晴也も……嫉妬してくれてた………………?それに……2人でデートしたいと思ってくれてた………………?
もう愛しさがこみ上げて…………どうしようもなくなってしまい……目の前の愛しい人に抱きつく………………
鈴「はるやぁ………………」
晴「な、り、鈴??」
久しぶりに触る目の前の存在………………
あぁ………………この匂い………………好きだ…………
その胸にすりすりと頬を擦り付け、俺の匂いを擦り付ける………………
……マーキングしてやる…………ばぁか……こんなになるまで…………俺を放置しやがって…………
晴「…………っ鈴!」
鈴「な、なに??」
晴「……あんまり可愛いことしないで……
我慢がきかなくなる…………」
そのセリフにムカっとしてしまう…………
………………俺がこんなにアピールしてるのに……我慢するのか?こいつは……………………
俺は…………晴也の理性を崩すために…………首を傾け、胸に顎を擦り寄せ、上目遣いで彼を見上げると……こう放った……………………
鈴「……はるやぁ…………好き………………
もう俺…………大丈夫だから………………
………………無茶苦茶にして…ね?……………だめ?…………」
俺のそのセリフを聞いた晴也は目を見開き驚いている……………………
や、やりすぎたか??
ひ、引かれた……??
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