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〃
鈴「……………………………………」
晴「…………鈴??」
もぞもぞと鈴がなにかを探すように動く…………
なんだろう………………
そのままとんとんと背中を叩き続ける…………
すると涙目でこちらを見つめてくる鈴
晴「どうした?鈴」
鈴「……………………ふぇっ……はるやぁ…………」
俺の顔を見て、またスンスンと泣きだしてしまった…………
どうしたのだろうか…………
オロオロしながら鈴の行動を待っていると
鈴「はるやぁ、はるやぁ
すき、すきぃ、あぅぅっ…………」
晴「うん……俺も好きだよ
愛してる、鈴」
そういって鈴のポテッとした小さな口にキスを送る……
すると満足そうにニコッと鈴が笑う……
キス待ちだったのか…………
くっそかわいい………………俺の番がかわいすぎる………しぬ…………
そこで俺ははっと思い出す
玲たちにいわれ、おつかいに行っていた俺は
途中、あるお店に目が止まった……
それはアクセサリーの専門店で
鈴がいつも付けている赤いピンと同じ色の髪留めを見つけたのだった
それをお土産にかってきたのを思い出し
ちょっとまっててな、と鈴に言うと
お土産の袋の元に向かう
後ろから鈴の不満げな声が聞こえたが
全力で心の中で謝りながら玄関に置いてきた袋へと向かう………………
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