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☆9

*** 大和・side *** 『え?舌、入れねーの !?』 信じられない! って顔で俺を見る蓮。 『い、入れてねーよっ///!』 『お前・・・・男だよな?』 『・・・・・男ですけど?』 『は──── ? マジか、信じらんね・・・・』 呆れたように大きくため息をつく蓮。 『・・・・・・・・・・。』 むー。 だから、 そんな顔で見るなっつーの。 『・・・子供(ガキ)。』 『・・・・・やかましい。 お前に言われたくねー。』 相談に乗ってやろうと言うのに コイツの この態度はなんだろうか。 ムカつく。 『ふん。どーせ、舌入れて、濃厚なヤツして! そんで それが原因で佑真に避けられてんだ! そうだろーっっ !?あはははっ!!』 ジャーン!と効果音でも 聞こえてきそうな勢いで言ってやる。 『・・・・・な・・っ!?』 蓮が、ぎょっと目を剥く。 口をぱくぱく動かすが 驚きのあまり声が出ないらしい。 そして、そのまま もだもだする事、数秒。 『くそぉ・・!あああ・・・・・・・』 ガックリ撃沈してしまった。 あれ? 適当に言ったんだけど・・・ 図星だったんだ・・・ヤベ・・・。 突っ伏した蓮を見て、 聴こえないように そっと息を吐く。 なるほど・・・。 それで こんなに落ち込んでんのか。 佑真がいないのも納得。 うーん。 さて、 どうしよう・・・・・・。

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