141 / 156

☆23

***** 佑真・side ***** それからは毎日、毎日、毎日 蓮の家で、 俺の家で、 大人のキスをした。 はじめは、 ただ純粋に嬉しかった俺だけど 日に日に激しくなっていくキスに 俺は・・・・・ 段々 怖くなってしまった。 求められるのは嬉しい。 嬉しいけど・・・怖い。 このキスの先に何があるのか・・・ とか、ふと 考えてしまう・・・。 『ん・・・・れ、ん・・・///』 唇が離れて、いつものように 目尻の涙をペロンと舐められる。 『佑真・・・・かわいい。』 『・・・・・・・/////』 お、終わった・・・・? よかった、 今日も終わった・・・ なんて 思うようになったのは いつからだったか・・・。 恥ずかしさと、少しの後ろめたさとで 蓮から 顔を反らす。 ─── と、剥き出しになった首筋に 蓮の唇が・・・・降りてきた。 『─── っっ/// !!』 慌てて顔を戻すと、 燃えるような情欲を湛えた瞳が 俺をじっと見つめていた。

ともだちにシェアしよう!