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☆23
***** 佑真・side *****
それからは毎日、毎日、毎日
蓮の家で、
俺の家で、
大人のキスをした。
はじめは、
ただ純粋に嬉しかった俺だけど
日に日に激しくなっていくキスに
俺は・・・・・
段々 怖くなってしまった。
求められるのは嬉しい。
嬉しいけど・・・怖い。
このキスの先に何があるのか・・・
とか、ふと 考えてしまう・・・。
『ん・・・・れ、ん・・・///』
唇が離れて、いつものように
目尻の涙をペロンと舐められる。
『佑真・・・・かわいい。』
『・・・・・・・/////』
お、終わった・・・・?
よかった、
今日も終わった・・・
なんて
思うようになったのは
いつからだったか・・・。
恥ずかしさと、少しの後ろめたさとで
蓮から 顔を反らす。
─── と、剥き出しになった首筋に
蓮の唇が・・・・降りてきた。
『─── っっ/// !!』
慌てて顔を戻すと、
燃えるような情欲を湛えた瞳が
俺をじっと見つめていた。
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