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☆24

***** 佑真・side ***** 『れ、れ・・・ん・・・?』 『・・・・・・・・・・・・』 何も言わず、真っ直ぐに ただ 真っ直ぐに 見つめられて 動けなくなる俺。 『れ・・・ん・・・・・?』 もう1度、名前を呼ぶ。 なんだろう、この空気・・・ 気まずい・・・・・・・ そんなに見つめられると ソワソワして 居たたまれない・・・/// 自分の顔が どんどん 赤くなっていくのを感じる。 ───── と、蓮がフッと笑った。 『佑真、かわいい』 蓮の目の奥に灯る微かな熱情。 それを見たとたん やっぱり 怖くなった。 何となく ふんわり、いつかは蓮と・・・ なんて 思ってた事が急に現実味を帯びて 自分の身近にあるものなんだって 気づいてしまった。 『佑真・・・・』 頬を撫でられ、再び ゆっくりと 唇が近づいてくる。 『・・・・・っ !!!!』 怖い・・・ 怖い・・・・っ! パニックになった俺は・・・、 蓮を力の限り、思いっきり 突き飛ばしていた。

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