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*** 大和・side ***
『え・・・・言っちゃったの?ご両親に?』
今日も学校帰り、店番をしながら
昨夜の顛末を圭に聞かせると・・・
圭は、少し不安そうな顔になった。
『、大丈夫 大丈夫♪
・・・なんかね?知ってたみたい。』
『??・・・知ってた?なにを?』
『俺の圭への気持ち。
バレバレなんだって。』
『え・・・・・え////?』
『だから、安心していーよ?
ちゃんと許してもらったし。』
『え・・・・・、ホ、ホントに・・・・/////?』
パッと圭の顔に赤みがさす。
『うん。父さんも母さんも
圭に会うの楽しみにしてるって。』
『え・・・////?!わ、わぁ、そうなんだ・・・・!
えっと・・・・僕、頑張るねっ!!』
さっきまでの不安そうな顔は消えて
今度は、目がキラキラして嬉しそう。
かわいい・・。
圭は頑張らなくても
世界中の誰よりも可愛いよっっ!!
なーんてな!
☆
☆
☆
『そういえば・・・・大和くん?
お父さんとお母さんに告白するのって、
勇気いったでしょ?
なんで急にしようと思ったの?』
『あー、それね。うん。
信じてない訳じゃないけど・・・
当日、お義父さんが うっかり 俺たちの事
口走りそうな気がして・・・・さぁ。
だから、まあ・・・
先に言っといた方がいいかなーって思って。』
『ああ・・・うちのお父さん・・・、
そうだね。言っちゃいそう・・・。』
『でしょ?でも、これで 一安心だから!』
『うん。そうだね。一安心だね。』
よし。
圭も納得したみたい。
よし、後は「その日」を待つのみ!!
もう、楽しみでしかなくなってきたぞー!!
早く来い来い、
日曜日~♪
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