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*** 大和・side ***
そして、あっという間に 当日。
やって来ました、圭の家!
『こ、こんにちはー。』
毎日のように来ているパン屋・・・なのに、
いつもと違って、ものすごく緊張する。
しかも、いつものパン屋の出入口ではなく、
家の方の玄関だから、勝手が違う。
ドキドキが半端ないのだ・・・!
『おー、はいはい。』
奥から、いつものように
飄々と お義父さんが出てきた。
『いらっしゃい。』
おお。
マジで、スーツ着てる・・・・。
ま、うちの親もだけど。
続いて、とてとて と軽い足音がして、
制服姿の圭が お義父さんの
後ろから顔を出した。
『い、いらっしゃいませ・・・・・。
あ!あの・・・片桐 圭です・・・・/////
よろしく///お願いします・・・』
『ん?圭。自己紹介は部屋に入ってから
・・・じゃ なかったか?』
『あ・・・・・・っっ////////』
どうも、2人で段取りを決めていたらしい。
お義父さんの言葉に、圭が慌てふためく。
『//////そ、そうだった/////
あの・・・あの・・・・・
は、はじめまして・・・・っっ/////』
慌てながらも、丁寧に深く深く
頭を下げる圭。
か、・・・かわいい・・・/////。
かわいすぎる・・・・・//////
親が いなかったら 今すぐにでも
抱きしめたい・・・っ////!!
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