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*** 大和・side *** 『どうぞー。』 『え。あ・・・あれ?』 圭に手を引かれ、 連れてこられた・・・・そこは。 圭の部屋だった。 あれ? ダメなんじゃ ないの? 『い、いいの??』 『うん、いいの。 せっかくだもん。一緒にいよ?』 『・・・・・・っ////!!』 う、うわーっっ!! すげー! なんて嬉しいサプライズ♪ あ。 でも・・・・・ 『お、お義父さんは・・・・・?』 ダメだって言ってたけど・・・ ホントに いいのかなぁ 『大丈夫だよ。 ・・・・・お父さんなんか、どうでもいいし。』 『え・・・・・・・・?』 『さ、どうぞ♪』 あれ? 気のせい?? 今、いつも ふんわりほんわかな圭から 一瞬だけ ピリリとしたトゲみたいなのを感じた・・・ 気がしたけど。 『大和くん、コーヒー飲む?』 振り向いた圭は いつもどおりの ほわほわの かわいい笑顔。 ・・・・・・・。 気のせい? 『う、うん。』 『じゃあ、淹れてくるね。 中 入って、待ってて♪』 『・・・・・・うん!』 ま、いいか。

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