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*** 大和・side ***
『あのぉ・・・お義父さん・・・』
『なんだ?青少年。』
今日も眠気に負け、ベッドで
寝息をたて始めた圭。
その寝顔を見ながら、思い切って
気持ちを ぶちまけてみる事に。
『あの、俺・・・今、この状況で、その
圭と・・・ど、どうにかなろう、なんて・・・
思ってないですから・・・・そ、その・・・
毎晩 監視に来なくても・・・』
大丈夫だから、
とっとと自分の部屋に戻ってくれ・・・・。
と、最後の言葉は飲み込む。
しかし、お義父さんは不満げだ。
『ふん。お前が俺の用意した部屋に
行かんからだろーが。』
『・・・・なっ!だって、あれっ、
物置き部屋だったでしょー !?』
なにを言ってんだ、
この おっさんは。
『お?ははは。そーいやそーだったなぁ。』
と、一転してケラケラ笑い出す。
ったく、もう・・・・
この おっさんは。
『で?なんだっけ。青少年の
プラトニック宣言だっけか?』
『・・・はい?』
お義父さんは、俺を見ながら
ニヤニヤ。
『まぁ、俺は寛大だから
別に “ 手を出すな ” とは言わん。
・・・・・・・・けどな。』
『は、はぁ・・・・』
・・・・・・寛大?
(誰が??)とは言えず、言葉を飲み込む。
『スるんなら俺が居ない時にしてくれ。
というか、その時は
言ってくれたら 出掛けてやる。』
ニヤリ。
『・・・・・はあ・・・・・・・・、っ!?は、はあっ////!?』
な、な、なにを・・・・・ !!
なにを言ってんだ!
この、おっさんは・・・ !!
なんでこんなオープンなんだよ!
この、おっさんはーっっ!!
『し、しませんって(今は)///っっ!!』
『なんだー?そんな事じゃダメだぞ?
俺がいても押し倒すくらいの心意気がないと!
男だろ!青少年!』
『・・・・・・・は、はあ・・・・・・ !?』
・・・・家にいるときは するな?
いても押し倒せ?
結局 どっちなんだ・・・・っ!?
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