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第3話 残りの風紀内務部委員紹介

火曜日から放課後は風紀委員室通いを始めたけど、書類整理に追われて早く帰宅が出来ない。 時間拘束からのがれる手段を模索中だ。 木曜日には机が2台きたので、事務処理に11台の机が配置された。 俺様委員長の言った彼の対面には配置されずに、左右に5台ずつ並べられた。 注文した机の数も把握していない委員長って。 やっぱバカ委員長だわ。 大きな机が9台から11台になったのに、風紀委員室は、ぜんぜん狭く感じられなかった。 どんだけ広いんだよ。 机も増えたし、もう1人、補佐を入れれば、オレは幽霊風紀委員に戻れるかな? この3日間で、残りの風紀委員の内務担当委員とあった。 2年の班長は橋爪幸助(はしづめこうすけ)で、何度かクラスメイトになったことがある。 中等部1年か2年の時になってからはないけど。 2年の補佐は溝口颯真(みぞぐちそうま)で、1年の副班長は鈎沼唯月(かぎぬまいつき)くんと、1年の補佐は鷺ノ宮連(さぎのみやれん)くん。 3人とも面識がない、と思う。 で、オレが『ラブ・キャンディ』でバカになってた時に居合わせてたのが、橋爪と鈎沼くんなんだよね。 もう2ヶ月も前のことだし、すっかり忘れてくれている、と信じたい。 他の委員がいたかもしれないけど、委員長はいなかったと思う。 だって、かずくん(風紀委員長の幼少時の呼び名)がいたら、大騒ぎしそうだから。

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