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第18話 けっきょく自分でならすのね……

「ローション」 と、オレ。 差し出したオレの手に、龍ヶ崎がローションのボトルを渡してきた。 さっさと、入られて、ガンガンに、さかられて、それで時間が経つ。 と、思ってたけど。 自分でならすんだったら、シャワーをあびたかったなぁ。 オレは、ぬるっとした液体を指にからめて、後ろをさわった。 龍ヶ崎のセフレにならなかったら、自分では一生さわんなかったかもしれない場所。 さわりなれてしまった行為に、嫌悪感しかない。 後処理のためじゃなくて、龍ヶ崎のモノを入れやすくするための前戯。 ふつうさぁ、タチがするんだと思うけど。 普段なら、あっさりとならし、突っ込んでくるのに。 日にちが空いたから、穴をいじるのが嫌になったのか? 『準備してきました』 顔を真っ赤にして、うるんだ目でみつめてきた元彼氏たち。 素からかわいいのに、さらにパワーアップしてくれるから、クラクラになってしまった。 けど、オレに、そんな技は使えないんだなぁ。 「指、入れて」 と、龍ヶ崎。 オレの指が、お尻の穴の外でもぞもぞしていたから、しびれをきらしたようだ。 龍ヶ崎から、目をそらして、 促されるままに、指を入れた。 硬い。 一番に思ったのが、これ。

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