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第38話 絶倫すぎ……。※
カーテンのひいていない窓から、薄れゆく夕焼け空が見えた。
オレは左足を龍ヶ崎の肩にかけられ、
両手をひとまとめにされて、
頭上のシーツに押さえつけられた。
苦しい体勢をさせられていた。
龍ヶ崎のモノが抽送されるたびに、オレのアナルから、ぐちゅりくちゅりと卑猥な音がする。
ローションをたされたわけじゃなくて、吐き出された龍ヶ崎の精液だ。
化け物の龍ヶ崎は、3回戦に突入中。
インターバルなしのぶっ通しで、だ。
「あっんん…ぅんっ」
オレの口からはかすれた声がでるけど、気持ちいいからじゃない。
苦しい体位で、しんどい体勢だからだ。
オレはもうイきたくてどうしようもなくて、
自分のアレをしごいたけど。
イきそうになると、龍ヶ崎に手をはじかれてしまった。
そのやりとりを何度も繰り返し。
オレは一度もイクこともなく、今に至る。
龍ヶ崎にがつがつ突っ込まれても、後ろだけの刺激では、やっぱり、イけない。
オレにはネコの素質はない。
4月からずっと受け入れる側だったけど、アナルじゃあ感じないし、イけない。
突っ込む穴が欲しいんだったら、後ろで感じるもっと淫乱でエロいのを相手にした方が、龍ヶ崎も楽しめるんじゃないのか?
オレにこだわる意味がわからない。
オレが龍ヶ崎になびかないのが、気にいらないからか?
龍ヶ崎とオレのセフレ関係はいつまで続くんだろう。
龍ヶ崎の激しい抽送に、体がゆさぶられていく。
手を押さえつけられていて、しがみつくことも出来ない。
「うっあっ…!」
体の奥深い所を突かれて、体がのけぞった。
ひくつくアナルの奥に、龍ヶ崎のモノの脈動がわかり、吐き出される精液の熱さも感じられた。
龍ヶ崎が、オレの両手を離し体をおこした。
オレの足をおろし、オレのお尻からモノを引き抜いた。
終わった。
やっと、これで解放される。
栓をなくしたアナルから、龍ヶ崎に出された精液が、どろどろともれてきたのがわかった。
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