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睦言1

  犬塚は竜蛇に風呂場で愛撫され、甘く鳴かされた。のぼせかけたところで竜蛇は犬塚を抱いて浴槽から出た。 おざなりに体を拭いて、今度は寝室のベッドに沈んだ。 「あ……」 竜蛇は犬塚の足首を掴んで大きく股を開かせる。 「やめろ、見るな!」 「犬塚」 犬塚は羞恥に抗ったが、竜蛇の声にびくりと動きを止めた。 「いい子だ」 条件反射のように竜蛇に従ってしまったことに屈辱を感じ、犬塚は唇を噛んで顔を背けた。 「何が恥ずかしい? お前のここは興奮して勃ちあがっているじゃないか。見られるのも好きだろう」 「好きじゃない」 「そうか。だったら、萎えさせてみろ」 「あっ!?」 竜蛇は犬塚の足首を掴んだまま頭上に倒す。犬塚の顔の上に剥き出しの己の股間があった。 「やめろっ!」 「恥ずかしくて、嫌なんだろう。こんな恰好をさせられて、感じるわけがないよね。犬塚」 「……ッ」 再び顔を背けようとした犬塚に「動くな」と、竜蛇が命じた。犬塚は悔しげに竜蛇を見た。 「そのまま俺を見ていろ」 羞恥に目元を染めて、睨むように竜蛇を見る犬塚の顔に竜蛇は興奮する。 微笑を浮かべて、美しい唇から舌を伸ばしてアナルから陰嚢の裏側にかけて、べろりと舐めた。 「あっ」 犬塚の足先が跳ねた。 「目を閉じるな。見ろ」 「……くそったれ」 竜蛇はアナルとペニスには触れないように、会陰の部分をチロチロと舐めた。 「あっ……やめ……あ!」 「俺を見ろ」 「……ぁあ……くそやろう!」 「口が悪いね。犬塚」 犬塚は竜蛇が自分の会陰を舐めるのを見ることを強要された。嫌なのに……抗えず、淫らな様子を見つめた。 犬塚の唇は僅かに震え、呼吸が荒くなっていく。黒い瞳は潤んで、屈辱と快楽に染まりつつある。 犬塚の顔を見つめながら、竜蛇は焦らすように舌で愛撫をした。 犬塚のペニスの先から透明な先走りの汁が溢れた。糸を引いて、犬塚の顔の上に落ちた。 「好きじゃないんだろう。どうして恥ずかしい汁を漏らしているんだ」 「う、るさい……好きじゃない……」 「気を付けろ。お前のいやらしい汁で顔が汚れてるぞ」 「離せっ……」 「ダメだ」 「ああ!!」 竜蛇は犬塚のアナルに舌を這わせはじめた。犬塚はもがいたが、膝裏をがっちりと抑え込まれて身動きが取れない。 「あっあっ……ぃや……やめ……アア!」 アナルの皺をなぞるように、竜蛇の舌がまだ慎ましく閉じた蕾を舐めまわす。その愛撫に犬塚のペニスは更に濡れて、淫らな汁を己の顔に滴らせた。

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