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志信2
コンドームの先のような形をしたシリコン製のペニスカバーだ。先端にはローターが仕込まれている。
竜蛇は伸縮性のあるペニスカバーを広げて、犬塚の亀頭部分を包む様にはめた。ペニスカバーから伸びるコードの先のコントローラーを手にして、竜蛇はスイッチを入れた。
「ひぃ、あぁあ───ッッ!!」
犬塚が大きく背を反らせ、悲鳴のような喘ぎ声を迸らせた。ローターが尿道と裏筋をリズミカルな振動で責めている。
「あっあっ! とめろッ……ぁああ!」
犬塚は右に左に体を捩じらせて逃げようとするが、ベッドの脚に縛られたままでは無意味だった。
「気に入ってくれて嬉しいよ」
竜蛇は涼しげな顔で、ローターの強度を高めた。犬塚は痙攣するように痩身をビクつかせた。
「いっ……嫌だ! あぁあ……やめろ……止めろッ! ぅあ! あ、あ、あ!!」
乳首と亀頭を責められ、射精しないようペニスの根本を締められて。快楽という名の拷問に、犬塚は汗ばんだ裸身を悶えさせる。
「ああ……可愛いよ。犬塚」
竜蛇はベッドを下りた。今度は鞭を手にして、犬塚の横に立つ。
70センチ程度の編込一本鞭だ。本革製の八本編みで細かく編込んであり、滑らかで打ち心地がいい。
「……あ、たつだ……やめ……ッ」
「可愛く鳴いてみろ」
竜蛇は淫靡な笑みを浮かべて、鞭を振り下ろした。
「あ、あぁああ───ッッ!!」
ビシィッ───、鈍い音を立てて、犬塚の裸の腹を鞭で打った。犬塚は鍛えられた腹筋を淫らにくねらせる。
「あ! ひぁあッ!! あ───ッ!」
執拗に腹から内腿を鞭で責められて、耐えきれずに悲鳴を上げ続けた。
赤い蚯蚓腫れが浮かび上がり、犬塚の程良く鍛えられた裸身を卑猥に彩る。
鞭打たれている間もローターは亀頭を責め続けている。身悶える度に乳首を挟んでいるクリップの締め付けがキツくなるようだ。
それでも犬塚のペニスはガチガチに勃起しており、解放を求めてヒクヒクと震えていた。
「どうした? 犬塚。射精したいか? お前のここがはしたなくヒクついているぞ」
「あぁあッ……や、やめ……アアッッ!」
「お前は鞭が好きだからな」
「いやぁ……違……ああ!……好きじゃ……はぁああッッ!」
竜蛇は鞭を振るうのを止め、鞭の持ち手の先で犬塚のペニスをぐりぐりと押した。その刺激に犬塚の裸身が大きくバウンドする。
「いぁ!! ひ、ひぃいッ!!」
「萎える気配も無いな。淫乱め」
犬塚は体を捻って、鞭の柄から逃げようと足掻く。その無駄な足掻きが男の嗜虐心を燃え上がらせるのだ。
竜蛇は犬塚の首を絞めるように掴んで押さえつけた。
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