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Confinement 15
ドライでイッた後は、後孔の収縮だけで深い快感が生まれる。そのため、須藤を離さないかのように、佑月の秘孔はいつも締め付けてしまう。もちろん須藤の雄は萎えることはなく、益々元気になってしまうから、そのまま第二ラウンドに突入されてしまうのだ。
「くぁあ……まだ動か……ないで……んっ」
ゆっくりとした抽挿を始めながら、須藤は佑月の口内を貪る。お互いが貪り合う水音と、二人が繋がった部分から聞こえる水音に刺激されたように、行為は益々と盛り上っていく。
キスだけでも気持ちよくて仕方ないのに、後孔もまだ余韻が凄すぎて、須藤が動く度に佑月の頭が痺れていく。
「やめ……あ……頭が……おかしくなる……」
「もっと乱れろ。佑月……」
「ん……あ……や……」
約二週間ぶり。その間、最悪な出来事もありで、お互い疲弊しきっていた。それを発散出来るのは、こうやって肌を重ねること。特に須藤は疲れなど感じさせないほどで、逆に元気になっている。そのせいで、佑月の意識は何度も飛ぶ。しかもソファでの行為のため、様々な体位をさせられ、佑月の身体は悲鳴を上げていた。もはや限界で、佑月の意識が薄れていく時に見えた須藤の顔。
イッた直後の須藤の表情は、とてつもなく婬靡だった──。
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