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いつまでも 14
佑月は須藤の立派な竿を掴むと、カリの部分まで口内に含んだ。相変わらずの大きさに、口の中でまごつく有り様だ。
「佑月、いい眺めだが……」
そう言って須藤は佑月の小さな頭を両手で包み、ゆっくりと引き離していく。口内からずるりと抜ける須藤のモノ。それを追いかけるように佑月は亀頭にキスをしてから、上目で須藤を見上げた。
赤く色づいた唇。欲に濡れた目。白い肌は仄かに桃色に染まり、妖しいほどまでの艶かしい佑月の色香に、須藤は思わず息を呑んでいた。佑月はそんな須藤の竿を再び手に包むと、上下に動かす。
「須藤さん……やっぱりちゃんと治るまでは、下手だけどこれで我慢してください」
「なんだ、突然」
佑月の与える刺激に、須藤のシンボルはメキメキと頭をもたげ、大きくなっていく。
「だって……このままだと、俺を抱き潰す勢いでくるでしょ?」
「……」
無言は肯定の意。
須藤はいつだって間が空くと、佑月の全てを貪る勢いで抱いてくることを思い出したのだ。
「俺だって、あんたにめちゃくちゃに抱かれたい。でも、今はやっぱり心配だし、集中も出来ないんだ。そんなの須藤さんだって嫌だろ?」
脈打つ裏筋を舌先で擽り、蜜口に親指を軽く捩じ込んだ。ビクリと震える雄を、佑月は再び口内に収めた。
初めこそは不満げに舌打ちを聞かせてきた須藤だったが、佑月の言うことが間違ってないと認めたのか、佑月のしたいようにさせてくれた。
しかし、そこはやはり須藤。交換条件を出すことを忘れることはしなかった。その条件の内容は、その場では教えてくれず、嫌な予感ばかりが過ってしまったが、仕方なく佑月は飲んだのだった。
今はベッドで二人横になり、隣で眠る須藤の横顔を佑月は飽きることなく眺めていた。
やっと……この男が自分の隣にいる。時々、これは夢なのではと疑ってしまう。だからどうしても眠ることが出来ずにいた。
朝目覚めて、須藤が隣にいなくて全部夢だったと言われたら、ショックが大きすぎて立ち直れないからだ。
それほどに佑月にとって、須藤という男は大きく、かけがえのない存在となっていた。
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