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after story 12
佑月は逃げをうつように、須藤の胸を押し、身体を捻る。だが須藤はそんな佑月の腰を掴み、下のパジャマの中へと手を滑らせていった。
「ちょ……ちょっとダメだって……」
「抜いてやるから、こっちを向け」
「あっ……」
こっちを向けと口では言いながら、力強い腕で強引に向かい合わせられる。力で敵わないなら口で責めていかなければならない。
「いいって! 須藤さん、約束でしょ? 一週間はダメって」
「だから寝てろと言っただろうが」
「は? ちょ、やめっ!」
パジャマと下着を一気にずらされ、外気に触れる性器はフルリと勢いよく飛び出す。いつも羞恥で消えたくなる瞬間だ。
「お前が起きてると、こういうことをしたくなる」
「あ……だからって……やっ……!」
須藤は尿道を抉るように、少しきつめに親指を捩じ込んできた。痛みと快感とで自分の力だけでは立っていられず、佑月は広いキッチン台に上半身を預けた。そうなると、まるで下半身を須藤に差し出すような形になるが、今の佑月には己の醜態に頭が回らない程の快感に震えていた。
宝珠を柔く揉まれながら、茎は温かい粘膜に覆われ、唇で扱かれる。舌は的確に佑月の弱い部分を責めてくる。
やめさせたいのに、それが出来なくなってしまっている快楽に弱い自分。
「ぁ……あ……ん……」
結局、口でも説き伏せることが出来ず、完全に流されている佑月がいた──。
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