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捌
ゆるゆると動く腰に僕の中に入っていた大量のお湯がかき廻されつつ、流れでてくる。ソレは雪梅のちんちんを伝って、床に溢れ落ちるから恥ずかしいとしかいえない。だから、僕はできる限り中を絞めつけてでないように試みるのだが、大きく旋回する雪梅のちんちんに頭が真っ白になって、僕はあられもない声で哭きまくる。
「う~ん、気持ちよさそうだね、れい」
もっと私を感じて。ほら、ココ、れいの好きなところだよ。もっとグリグリしてあげようか?
その言葉にも侵されて、僕の理性は完全に吹き飛んでいた。そして、僕が再び気がついたときはもう飛行機の中だった。
「あ、母さま、起きた?」
紙コップを持った結羽が顔を覗かせて、僕にソレを手渡してきた。僕はソレを受け取ってひと口飲んだら甘くておいしいモノだった。
「コレ、なに?」
「ん、なんか新発売の水らしい。ジュースと違って飲みやすいでしょう?」
結羽はそういって自分の席にある紙コップを持つとコレも同じモノだよと僕にソレを渡して、空になった紙コップと交換する。
雪梅との激しいセックスのあとだったから物凄く喉が乾いていたらしく、僕はまたその飲み物を飲み干していた。すると、僕はどこにも雪梅がいないことに気がついて、おろおろしだす。
「……っか、……………っか……」
「ああ、母さま、大丈夫だよ。父さまは後部席にいる天夢兄さまとお話ししているだけだから」
結羽は僕の視線を後部席に向けさせて、ほら、天夢兄さまと雷梅兄さま、父さまもいるでしょう?と僕を安心させる。だけど、僕は不安で不安で仕方がないという感じで雪梅と呼び続けた。ソレに気がついた雪梅が慌てて、僕の席に戻ってくる。
「れい、ゴメンよ。旅行の行き先がちょっと変更になったんだ」
コレは新しいしおりだよと手渡してくるのだが、僕は雪梅の胸に飛び込んでいた。恐怖と不安で胸が張り裂けそうだった。心がギシギシと痛む。
そんな怖くって震える僕の喉元に冷たいなにかがあたった。ソレが、紅い首輪だと解ったとたん、僕は雪梅に息ができないくらいソレで首を絞めあげられる。
「どう?れい、私に飼われている気分は?」
そう口端が吊りあがって、ガチャリと冷たい鉄の音がした。そして、能面みたいな無表情にうつる鋭い視線が僕に向けられて、僕は喉元を大きく反らしながらぞくりと背筋を震わせる。
「気持ちイイ………」
そう応えた瞬間には、もう僕の中にあった不安や恐怖は綺麗に消え去っていた。心配そうな顔をした結羽が僕と雪梅を交互にみている。が、僕の口端がわずかにあがって薄ら藁っているのをみてからは、安心した顔をしてとても嬉しそうな顔をする。
「母さま、とっても似合っているよ。父さまのモノって感じで物凄くイイ!」
興奮したようにそういって、僕に抱きついてくるのは僕が心底この首輪にくびったけだからだろう。
「ねぇ、雪梅、コレで僕、雪梅のモノ?」
嬉しいという顔で、僕は首にある首輪を物凄く触りまくる。
「そうだね。ちゃんと住所と電話番号にれいの名前と私の名前を刻んであるから」
私の所有物ってことになるよと、雪梅は落ちついた僕を抱きあげると、「はい、鎖」とその首輪に鎖をつけてくれた。じゃらじゃらとなる鉄の重たい鎖は僕の心をもっと軽くする。そう、その鎖の先は雪梅の手首にはめられた枷と繋がっているからだ。
「ふふっ、雪梅、好き。大好き♪」
僕は雪梅の首に腕を廻して、雪梅の首にしっかりとしがみつく。
「もう少し早くれいに渡したかったんだけど、特注品だからっていわれて作るのに時間がかかっちゃったんだよ。ゴメンね、待たせちゃって」
雪梅はそういって、僕の首にはめた首輪を人差し指でなどる。僕はソレでゾクゾクと背筋を震わせると我慢できないと、雪梅の唇に舌を這わせて雪梅にキスを強張った。雪梅は雪梅で、れい、可愛い♪と僕の這わせる舌に吸いついて、絡めとる。ソコからはもう流れるように結羽や天夢、雷梅のいる前でソレはもう大業にアンアンと可愛く哭きまくった。
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