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弐拾肆

  「ダメ、………せっか………」 漏れそうと尿瓶を口にしている雪梅に、僕は涙目で懇願した。さっきおしっこをだしたばかりなのにまたおしっこがしたくなったのだ。 「どうしたの?」 雪梅は白々しい態度でそういい、僕の要望が聞こえなかったという顔をする。僕はさらに涙目になって羞恥を堪えながら、もういち度雪梅に懇願する。 「……っか、………おっ、しっこ……でちゃう……」 尿瓶を貸してと顔を真っ赤にしてそういうと、雪梅はにやっと嗤った。ホームビデオを構えている結羽までにやにやと嗤うから、もう僕は顔をふさいで穴に入りたい。なのに、結羽はもっと恥じらった顔をこっちにみせてと、僕の姿を撮りまくる。 雪梅は雪梅で飲み干した尿瓶を床に置くと、僕のちんちんを口に含んだ。 「ち、……がぅ!!」 僕はいまにもでそうなおしっこを我慢して、僕のちんちんをくわえた雪梅に首を振る。アレほど飲んだあとなのにまだ飲むのか、と。だが、雪梅は僕のちんちんから口を外そうとはしなかった。逆に、もっと僕のちんちんをくわえ込んで、僕に刺激を与えるのだ。 「……やぁめ…………で、ちゃう……!!」 太股を内側に寄せておしっこがでないように踏ん張るのだが、かえって雪梅の顔を挟み込んでしまう形になっちゃうから僕が離さないようにしているみたいで物凄く恥ずかしくなる。 「ふっふ、ふっらんみひゃあぃ……」 雪梅はそういうけど、僕のちんちんをくわえているからなにをいっているのか解らない。だけど、絶対に恥ずかしいことをいっているんだと思う。そう思うからなおさら内股になってしまって、雪梅の顔を挟んでしまった。 「…ん?ちぃいの?」 「………ちがっ、……あ、………んんっ!!!」 なぜか、ソレだけは解って僕は抵抗するけど、ちんちんを強く吸われて放尿感が脳裏を物凄い勢いで駆けめくっていった。 「ヤぁ!!!………漏れちゃ!!!」 止めてと雪梅の頭を掴んだら、ホームビデオを廻している結羽と目が合う。結羽は物凄くイヤらしい顔でもっと哭いてとばかりに、僕の顔と僕のちんちんをくわえている雪梅を交互に撮っていた。 「も、だぁめ!…………結羽!……撮ってないで助けてよ!」 そう助けを求める僕に、結羽は残念そうな顔でこういうのだ。 「ゴメンね、母さま。コレばかりは聞いてあげられないよ」 だって、僕も母さまが父さまのお口の中におしっこしている姿をみたいもん♪と。しかも、瞳をキラキラさせて、「父さま、頑張って!」と雪梅のことを応援するのだ。どんな性癖を持ってんの!と物凄く怒りたいのはやまやまだけど、もう限界だった。 いっ気に頭が真っ白になったと思ったら、じょろりと雪梅の口の中におしっこを漏らしていた。しまったと思ってももう止められない。放尿感がとても気持ちよくって、おしっこがどんどんちんちんから流れでてくる。 その間、僕は放心状態だった。だから、目の前にある雪梅の顔をぼんやりとみながら、雪梅が僕のおしっこをぜんぶ飲み干すところを黙認することになった。 「あ~あ、母さ~ま、可愛~い♪」 結羽は歓喜をあげて僕の顔をアップで撮りまくっていたと思ったら、「父さま、このまま母さまを抱いて♪物凄くきゅんきゅんって父さまのおちんちんを絞めあげるよ♪」そう雪梅に請求していた。精液がうまく作れなくって引きつけ痙攣を起こしていたハズの雪梅なのに、ソレは気持ちよさそうだと僕の身体を持ちあげるとベッドに押し倒した。そして、僕の両脚を掴んでM字開脚をさせると、高くお尻を持ちあげさせられる。 物凄くあられもない格好で僕の蕾がお尻の割れ目から現れるから、僕は暴れだした。だけど、雪梅にこういわれてキスをされたら。 「れい、しよ。物凄くとろとろにして、気持ちよくしてあげるから」 僕はもう雪梅のいいなりになるしかない。観念してお尻を突きだせば、首輪に繋がった鎖がじゃらじゃら鳴った。雪梅の手首についていた枷をベッドサイドのでっぽりに固定しているようだ。 たぶん僕が暴れて鎖を首に引っかけないようにしてくれているのだろう。カフェテラスのときに僕の首に絡まりそうになったから。 そんな雪梅に僕はキスを返して「………んっ、………っか、………ょ!」と誘い返していた。ソコからももう流れる水のように雪梅のちんちんを呑み込んで、気持ちよく哭かされた。だから、結羽がいったように物凄く雪梅のちんちんを絞りあげたことも、僕の本能にスイッチがはいって雪梅のことをでろでろにしたのはもういうまでもないだろう。  

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