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参拾玖

  さんざん気持ちよくなったところで、急に雪梅は僕の中からおちんちんを抜き取った。精液とおしっこが混じったモノが僕の中からでてくる。そして、僕の排泄物までがソレらといっ緒にでてきた。 「………っか、………ぁだ!」 「嫌っていっても、そう長いこと腸には留めて置けないよ。膣が炎症したら大変でしょう」 雪梅はそういって、女とオメガにしかないモノを大事に扱う。僕はお腹の圧迫感がなくなって物欲しげに腸をきゅうきゅうと収縮させていたら、ステンレス製の長細いモノが中に入ってきた。 「れい、綺麗に中を洗い流してあげるから今度こそ大人しく踏ん張っててよ」 約束だからねと、さっきよりも強調して雪梅にそういわれる。僕はうんうんと頷くけど、その約束は僅か三秒で破ることになった。そう、長細いモノの尖端から勢いよくお湯がでてきたからだ。 「───っ!!!───あ、………ぃい」 「あ、もう、暴れない!」 雪梅は慌て僕の腰をわし掴む。そして、力のかぎり抵抗する僕に、「ほら、大人しくしてよ」と長細いモノをだし入れさせて気を引かせた。 「────あぁ、─────ッンン!」 僕は四つん這いになってお尻を持ちあげた。ゆるゆると動く長細いモノにあわせて、腰を揺らそうとしたら、「腰揺らすんなら、手止めるよ」と雪梅に脅される。また、「我慢性のない子は気持ちイイことをしてあげないよ」とまではいわれたら、僕は大人しくして踏ん張るしかない。だけど。 「れい、この中を綺麗にしたら、エリック・ワールドのコンサートをみようか?」 そういわれたら、もう即答だ。意地でもコンサートはみないといい張って、僕は踏ん張ることを頑張らないようにする。 「や、だ!」 暴れまくる僕はもう手に追えない。ところが、ソレを軽く翻す雪梅は天夢に「私に任せなさい」と豪語しただけあった。 「ん?そう?でもほら、想像してみて。れいの大好きなエリック・ワールドが歌ってる最中に、れいの大好きなおちんちんでこの中をずこずことされているところをさ♪」 物凄く気持ちイイと思うよと、ソレはもう艶めかしく舌舐めずりしながらいう雪梅に、僕の腸はきゅんきゅんと締まっていた。そして、長細いモノをくっと絞めつけては、僕は鼻を伸ばして哄笑する。 「────んん、ぃぃ考え…………」 「じゃ、急いでココを洗い流して綺麗な服に着替えてコンサートをみようね♪」 そう決めてしまう雪梅は、僕にどうすればイイかを僕自身に決めさせた。ほらとばかりにゆるゆると長細いモノを再び動かし始めれば、僕は大きく股を開いて好きなようにしてとすべてを雪梅に委ねる。だが、腰を動かしたいという衝動はどうしても抑えることができないから、雪梅に頼んで腰を抱え込んで貰った。 ソレからはもう流れ作業よりも早かった。身体のすみずみまで綺麗になった僕を執事長が待ち受けていて、僕の支度を整える間に雪梅は自分の身体を綺麗に洗い終えていた。ああ、天夢と雷梅はまた僕の機嫌を損なわないようにと部屋から退出していた。  

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