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「ちょ、おい、こんなところで」 「こんなところで、が、いいんですよね」 「寒い!」 「すぐに熱くしてあげますって」 あれよあれよという間に下肢の服を脱がされて前も後ろも濡らされて。 「ひっ」 シンクにしがみついて腰を掲げた私は後ろから立ったまま挿入してきた松本に喉を鳴らす。 「二週間ぶりだから閉じてるね」 片手で片方の尻の肉を持ち上げて後孔を外気に曝し、片手で屹立したペニスの根元を支え、中へ中へと亀頭を丸々押し進めた松本は少し苦しげな声を出した。 「すぐに慣らしてあげますね」 そう言って私の腰を掴み直す。 そんな些細な感触だけで私は背中を波打たせ、呻いた。 「ひっぅ」 ぐぐぐ、と肉壁を掻き分けて欲深な昂ぶりが入ってくる。 「この間より久也さんの声、えっろ」 喘ぎにも近い声を出して松本は微かに笑った。 奥まで一気に到達しようとはせずに、ペニスを中ほどまで埋めると、そこをポイントにして何度か甘く突いてくる。 「あ、あ、あ」 彼の動きに同調して嬌声が洩れる。 嫌だ。 どうしよう。 もっと奥までほしい。 二週間前に暴かれた肉欲が蘇って、今、無性に望んでいる。 もっと激しい律動を。 「あ、嫌、嫌だ」 「何が嫌なの?」 えぐい動きを繰り広げながら優しい言葉遣いで松本が背後から問いかけてきた。 「こんなの、んっ、つらい」 「立ったままが? 興奮しない?」 言えるわけがない。 もっと激しく、もっと突いて、だなんて。 「嫌、だ」 「そういえば、俺、玄関ちゃんとロックしたかな」 「えっ」 「いきなりドア開いたら、どうしよう?」 「ッ」 「久也さんのよがってるとこ誰かに見られちゃうかもね?」 「やっだめ……!」 私が頭を振ると松本はフフ、と笑った。 「嘘。ちゃんとロックしました」

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