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スチールベッドがうるさく軋む。
裸になった私は裸になった松本の下肢を跨いで腰を振っていた。
「そう、上手だよ、久也さんは呑み込み早いね」
松本に教えられた通り膝をつかって腰を突き動かす。
真下から私を貫くペニスは時に上下に肉の狭間を掻き乱す。
時に大胆に無慈悲に奥深くを突き上げてきたり。
「ぁ……すご……ぃ」
彼の下腹部に両手を突いた私は一瞬天井を仰いだ。
途切れない先走りが彼の皮膚にまで滴っている。
終電も家のことも忘れて私は松本に与えられる快感に従順となって呻吟した。
「いいよ、このまま」
「え」
「私の中に……」
私の中に出して?
次の瞬間、視界が目まぐるしく反転した。
シーツに私を沈めた松本は両手で腰を掴み、飢えた速度で追い上げてきた。
心なしか一段と硬くなったペニスが最奥をガツガツと突きまくる。
どうにかなってしまいそうだ。
「俺、もぉっあ、久也さんも一緒にっ」
「あっあっそこ……っそこ、ぅっあ、私もっ、あっあっ、だめっ、あっ、あっ」
「久也さん……」
狂ったように互いの舌先を交えて唾液を貪りながら、私は、松本と一緒に達した。
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