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ラブホテルのベッドにしがみついた久也に松本は背後から問いかける。 仕事帰り、上半身はワイシャツを着たまま、下肢は靴下のみを身につけた彼を、全裸の松本はフロアに立って優しく陵辱していた。 腰を引き寄せて密着させ、力強く勃起した自分のペニスを緩く開かれた股の間に滑り込ませ、同じく勃っている彼のペニスの裏筋に強めに擦りつける。 「ぁ……っ」 互いの鈴口から溢れた先走りが滴って不透明な糸を繋げている。 性器同士を擦り合わせるのと同時に、久也の睾丸も棹でぐりぐりと刺激し、時に広げた両方の掌で双丘を撫で回す。 変態親父みたいな手つきだと思いながらも松本は滑々とした尻をしつこく揉みしだいた。 「ん……あ……っ」 「どうしよっか、久也さん……このまま出しちゃう?」 整然と設えられていたシーツを手繰り寄せ、ベッドに片頬を沈めて呻吟していた久也は、首を左右に振る。 「や……っ」 「それ、どういう意味? もう挿れてほしいってことですか?」 背筋を撫で上げると過剰に肢体が震える。 「俺の、ほしい?」 「ほし……い」 「我慢できない?」 「……できない」 唾液に濡れて薄明かりに艶めく唇が松本を素直に求める。

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