「あっ……！」 　イったばかりでヒクヒクと震えている俺の脚を、智駿さんが掴む。そして、ぐいっと上半身に向かって押し上げてきた。やばい、チンぐり返しの体勢。すっごく、恥ずかしい……！ 　 「やっ……だめ、……」 「だめ、なんて言葉聞かない」 「んっ……あぁん……！」 　智駿さんが、俺のアソコに顔をうずめた。そして、お尻の穴を、舐め始める。 「だめぇっ……だめ……！　ふぁあっ……！」 　いりぐちを、舌の先でぐりぐりされる。そして、イったばかりのチンコの先も指でくちくちといじめられる。お尻の穴を舐められるなんて恥ずかしくて仕方ないけれど、アソコが溶けちゃう……そう思うくらいに、気持ちいい……。 「あーっ、いっちゃう……、また、イっちゃう……」 　男として最大の屈辱じゃないかという格好をさせられて、お尻の穴を舐められる。これほどマゾ心を刺激されることがあるだろうか。 　こんなことをされてこの上なく感じてしまっている俺はもう……淫乱。ド変態。もっともっと、えっちなことになりたい。いやらしく乱れまくって、イキまくりたい……！ 　智駿さんが俺のお尻の穴を責めながら、ちらりと俺を見下ろしてくる。みてる……みられてる、そう思うと勝手に、手が自分の胸のところに動いた。そして……乳首をこりこりし始める。 「ちはやさん……あぁっ……あぁあっ……ちはやさん……！」 　みて、いやらしい俺をみて……！　智駿さんに調教されて淫乱になっちゃった俺を、みて……！　変態って罵りながら見下ろして……！ 　もう、どうしようもなくエッチな気分になって、自分で乳首いじめちゃって。チンぐり返しされてお尻の穴舐められてチンコいじられながら、俺は乳首オナニーしていた。 　智駿さんはそんな俺を見下ろして……さらに責めを激しくしてくる。チンコの先を親指でぐりぐりってしてきて、お尻の穴をじゅるじゅる音を立てながら舐めてきて。ずるっ……と舌先がなかにわずかに侵入してきたとき……俺は、お尻を激しくヒクヒクさせて、イってしまった。 「あーっ……！　あーっ……！」 　じゅるっ、じゅるっ、くちゅくちゅ。いろんな水っぽい音が混ざって、ものすごくいやらしい。そんな音のなか、俺は乳首をぐいぐいとひっぱる。イかせられながら、オナニーをした。 「ちはやさん……！　あぁーっ……！」 　イキまくって、ようやく開放されると俺はぐったりと横たわった。その上に、智駿さんがのしかかってくる。唇を拭いながら俺を見下ろしてくる智駿さんに俺はドキドキしっぱなしで、目が合ってまた、イった。 「梓乃くん……すっごく、いやらしい」 「ちはやさんのこと、すきすぎて……からだが、あついんです……」 「……僕もね、すっごく熱いんだ」 「んっ……あぁあっ……」 　智駿さんが、俺の乳首にかぶりつく。オナニーしたあとでぴんぴんに勃っている乳首。それを、ちゅううって吸い上げられて、身体がぐぐっとのけぞっていく。そして、感じてしまって勝手に開いていく脚のあいだに手を差し込まれて、お尻の穴に指を挿れられる。 「はぁっ……ちはや、さん……きょう、はげしっ……あぁっ……」 「ごめんね……僕もね、梓乃くんのことが好きすぎて……余裕がない」 　本当に、今日の智駿さん、激しい。いつもみたいにじりじりと責めてくるんじゃなくて一気に責めてくる。お尻にもはじめから二本突っ込んできて…… 「あぁーっ……！　また、いっちゃう……！」 　じゅぶじゅぶと激しくなかを掻き回された。 　乳首を口と指で責められて、お尻の穴もぐっちゃぐちゃにされて。俺のチンコからは我慢汁がだらだらで、アソコはびしょ濡れ。智駿さんが指を動かすたびにくちゅっ、くちゅっ、ていやらしい音がした。 「んんっ……、あぅっ……あーっ……」 「そろそろ、いれられそうだね」 「ふぁ……？」 「梓乃くん……ひとつに、なろう」 　チカ、視界が白む。 　ぬぽっと指が引き抜かれて、そして智駿さんが服をするすると脱いでゆく。下も脱いで……下着から、智駿さんのあの……大きなものが、でてきた。 「ちはやさん……」 　きゅんっ、とお尻の穴が締まる。その拍子になかに入り込んだ我慢汁がこぽっと溢れてきて、太ももをつうっと伝っていった。まるで、愛液のように。 　ずっと、ずっと欲しかったもの。ずっと、ずっと願っていたこと。智駿さんにいれられたい。智駿さんとひとつになりたい。やっと叶う、やっと……。 　はー、はー、と息がどんどん荒くなっていって、興奮してくる。もう嬉しくて嬉しくてたまらない。 「梓乃くん……」 「あっ……智駿さん……」 　俺のアソコに、智駿さんのものがあてがわれる。そして…… 「あっ……あっ、あっ、あぁあ……！」 　ず、ず、と強烈な圧迫感とともに、それがはいってきた。 　ゆっくり、ゆっくり智駿さんは腰を進めてくる。俺はもう、歓びに震えるばかりで喘ぐことしかできなかった。智駿さんがはいってきている、智駿さんとやっとひとつになれる、智駿さん、智駿さん…… 「あーっ……！」 　ぐぐっ、とアソコ全体が圧迫される。全部、はいったのだ。俺のなか、奥の方まで智駿さんでいっぱいになったのだ。 「ちはや、さ……あぅっ……」 「梓乃くん……やっと、ひとつになれたね」 　幸せで幸せで、俺はまたイってしまった。ビクンッ、て跳ねて、はあはあとしながら俺は手を自分の下腹部に這わせていく。 　ほんとうにはいってる……智駿さんの、俺のなかにはいっている……。 「梓乃くん……梓乃くんのなか、熱い」 「ちはやさんのも……あつい、です……」 「梓乃くんのなか、気持ちいい」 「ちはやさんの、きもちいいです……」 「梓乃くん……好き」 「……ちはやさん、……すきです」 　幸せに浸っていると、智駿さんがいれたままぎゅって抱きしめてきた。俺はすぐさま智駿さんの背に腕を回して、しがみつく。唇を重ねられて、うっとりと、目を閉じた。 　ああ、もう……幸せ……。 　ひとつになっている感覚を噛み締めながら、俺はキスに夢中になる。頭の中がふわふわしてほんとうに気持ちいい。 「あぁっ……」 　ゆっくり、智駿さんが腰をゆらす。そうすると奥のほうがじーんってなってきて……ぎゅーってなか全体がしまっていく。奥まで智駿さんのが届いている。それを思うと嬉しくて嬉しくて……そのわずかな奥への刺激で、イきそうになった。 「あ……ん、……」 　しばらく、その奥のほうを擦るような、ゆるやかな刺激が続いた。その間、智駿さんは俺の顔にキスの雨を降らせてくるものだから、俺は完全に智駿さんに身を委ねていた。