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「も、……だめっ……ちはや、さ……」
「何か言った? これ、オシオキだよ?」
「ごめんな、さ……ちはやさ、ん……ゆるして、……もう、たてない……」
「そういえば立ちバックしたことなかったね」
「あ、あぅ……っ」
ぬぽんっ、て指が引き抜かれた。そして、すぐさまヒクついているお尻の穴に智駿さんのものをあてられる。
後ろから手首を掴まれて、逃げられないようにされて。智駿さんは俺の耳元で、囁く。
「梓乃くんの恋人は、誰?」
「ちはやさんです……」
「そうだね。だから、梓乃くんのココは僕のものだけを気持ちいいって言えばいいんだよ。僕のものの感覚、覚えて」
「あ……あ……」
ず、ず……と智駿さんのものがなかにはいってくる。ぐっと腰を掴まれながらも俺の身体はのけぞっていって、奥にそれがたどり着くとチンコからどぴゅどぴゅと大量にエッチな汁が飛び出してきた。
「はは、もうなかビクビクしてる。イクのはやいね、梓乃くん」
「だめ……だめ、うごかないで、ちはやさ……」
「いっぱい突かないと僕のもの覚えないでしょ? 梓乃くんの身体」
「あぁあ……」
シャツのボタンを外されて、前をはだけさせられて、そして胸をガラスに押し付けられる。さっきいじめられた乳首がつぶれて、それでまた感じてしまう。智駿さんは震える俺の身体をぎっちりとガラスに押し付けて、なかに挿れたものでぐりぐりと奥をえぐってきた。
「あぁー……!」
足に力が入らない。押さえつけてくる智駿さんの力に頼って、なんとかその体勢を維持している状態。はーはーと息があがってきて、ガラスが俺の吐息で曇ってくる。
「あ……あ……」
「ほら……これ、僕のもの。どんな感じ?」
「お、っきくて……あつ、くて……ぁう……おれのなか、いっぱいにしてくれて……」
「うん、じゃあ、梓乃くんの身体に教えないとね。その僕のものしか受け入れちゃだめだって」
「やぁー……」
ずるるっ、智駿さんのものが引き抜かれる。襲い来る喪失感と切なさに、思わず俺は声をあげた。はやく、また満たして欲しい――そう希った瞬間に、ズンッ、と思い切り突き上げられる。
「あーっ……!」
ズンッ、ズンッ、と俺の全身を揺するように激しく突かれる。一突き一突きが重くて深くて、奥をドスンと突かれるたびに壊れそうになる。脚が大げさなくらいにガクガクといっているのに智駿さんに腰を掴まれているから座り込むこともできなくて、このまま意識を失ってしまったほうが楽なんじゃないかと思うくらいに、辛い。感じすぎて……苦しい。
「あっ! あっ!」
「ほら、梓乃くん、ちゃんと僕のもの感じてる?」
「あぅっ! ちはやさん、の……! かんじて、ます……! あぁっ……! ちはやさんの、おれの、なか……はいって、……あぁっ……!」
「そうだよ、僕のが梓乃くんのなかを、思いっきり可愛がっているの」
「あぁーっ……! はげし、っ……ちはやさんの、……すきっ……! あっ……おれっ、ちはやさんのに、つかれるの、すきっ……!」
「そう、じゃあもっと激しくしないとね」
ぐっと身体を引かれて、思い切り腰を突き出す体勢にされた。こうさてしまうと、身体を支えるところが脚しかなくなってしまう。こんなことをされたら立てない……そう思ったのに、智駿さんは遠慮なく突き上げてきた。
「あぁっ!」
腕を伸ばして必死にガラスにすがりつく。それでもガツガツと突かれてどんどん脚の力が抜けていって身体の重心が下がってゆく。
「あぁっ……うっ……ちはや、さん……」
「出すよ、梓乃くん」
「あっ……あぁ……」
一際強く、ぐっと突き上げられた。俺の身体はビクンッ、と跳ねてのけぞる。どくっ、どくっ、となかで智駿さんのが震えている感覚に俺の身体は歓喜して、チンコからどぴゅどぴゅっと精液が飛び出してくる。
「う……あぅ……」
なかに出し終えた智駿さんは、ようやく俺を解放した。掴んでいた腰を離してきて……その瞬間に俺は崩れ落ちた。へたりと座り込んで、熱く火照る身体を冷ますように息をしていれば、俺を見下ろす智駿さんが笑う。
「限界? 梓乃くん」
「ちはやさん……ゆるして……」
「いや、まだ身体洗っただけでしょ。梓乃くん」
ふふ、と智駿さんの楽しそうな微笑み。
そうだ、これは身体を洗ってもらっていただけ。智駿さんじゃない人に触られて感じてしまった俺の身体から、他の男の臭いを消し去るための行為。ほんとうのオシオキはこれからだ……そう思うと怖いようで、身体が熱くなってくる。
「あ……」
立てなくて、動けないでいる俺を智駿さんは抱き上げた。ぐったりとしてしまってだらりと身体を投げ出した俺の頭を掴んで、智駿さんは唇に噛み付いてくる。イッた余韻でびくんびくんと震える身体は智駿さんのキスに上手く応えることもできなくて、されるがままになるしかなかった。口のなかを舌で掻き回されて、俺はただそれを受け入れる。
うっすらと目をあけてみれば、智駿さんが微笑んでいた。俺を、こうして自分のものにできて嬉しいって、そんな顔だ。冷たいようでいてものすごく熱い瞳は俺の胸を貫いて、身体の奥を熱くさせる。智駿さんのサディズムは、俺をおかしくさせる。
「ん……」
俺を抱きかかえられたまま、智駿さんは浴室を出て行った。そして、俺の濡れた身体をタオルで拭くと、部屋にあるダブルベッドに転がしてくる。
「は……あ、……」
身体の中に滞留する熱は、いまだ逃げていかない。ベッドに転がされて横になっても、逃げていくどころかどんどん内側から湧いてくる。はーはーと息をはいて、上下する胸。紅く染まる肌、ツンと勃った乳首、とろとろと透明な液体が溢れおちる俺のもの。欲情しきった俺の身体を、智駿さんは微笑んで見下ろしている。
「梓乃くん」
智駿さんが、ベッドに手をついた。ギシ、とベッドが軋んでドキッとする。
「あっ……」
ゆっくり、智駿さんの唇が俺の首筋に近づけられる。そして、つうっと舌が這ってじっとりと筋を舐められて、じりじりと俺の熱は煽られた。手を重ねられ指を絡められ、俺が、はふ、と息を吐くと、その瞬間ちゅ、吸われる。
「あぅ……」
「この前つけた痕、すっかり消えちゃったね。もっとしっかり、びっしりつけてあげないと。他の男が寄り付かないように」
「う、あっ……」
いくつも、いくつも。痕をつけられた。首、鎖骨、脇、腕、そして胸から腹へ。全身に、くまなくびっしりとつけられていく。一つつけられる度に俺の身体はビクンと震えて歓んで、さっきイッたのにまたイきそうになった。
「あ……」
ちらりと自分の身体を見下ろして、ゾクゾクした。ほんとうに、たくさん痕をつけられていたからだ。全身に花びらをぶちまけたように、すごい量の痕がつけられている。こんな身体、とてもじゃないけれど他の人には見せられない。こんな、愛され可愛がられまくってます、って身体。
「ここも」
「やっ……」
智駿さんが俺の太ももを掴んで、思い切り脚を開いてきた。かぱ、って開脚させられて、びしょびしょのアソコを見つめられる。ヒクヒクしているのをじっと見られているって考えると恥ずかしくてたまらない。アソコを手で隠そうとしたけれど、簡単にその手は払われてしまった。
「こんなところに痕つけられたら……誰の前でも脱げないね」
「あっ……やぁあ……」
内ももに、吸い付かれる。ちゅ、ちゅ、とまた何個も痕を付けられて……じくじくとアソコが熱くなっていった。こんな、恥ずかしいところに痕をつけられるなんて……どうしよう。智駿さんの所有物になっちゃった、って感じがして心地よい。智駿さんはしつこくしつこく俺のアソコのあたりに痕をつけてきて、なかなか離れてくれない。そうされている間にも俺のチンコからはだらだらとエッチな液体が溢れてきているから、アソコはどんどん濡れてくる。
「あ……ぁ、は……」
身体中が、智駿さんのつけた痕でびっしり。ようやく智駿さんが痕をつけるのをやめても、俺はうっとりとしてぼーっとしてしまっていた。智駿さんが俺から離れていって、横たわる俺をにこにことしながら見つめている。俺の身体が痕だらけになっているのをみて、満足しているんだろうなあ、ってその顔をみてすぐにわかった。
「梓乃くん」
「……、ち、はやさ……」
智駿さんの取り出したものをみて、少しばかり驚く。智駿さんが、スマホを手に持っていた。智駿さんは「んー、」って楽しげに声を出しながらスマホの画面を覗いていて――カシャ、とシャッター音を鳴らす。
「や、……ちはやさ…ん……」
「梓乃くんが僕のものになった証拠だよ」
「あ……」
「ほら、脚開いて。僕のつけた痕、しっかりとみせて」
じわ、と身体が熱くなった。智駿さんのスマホに俺の卑猥な画像が収められるのかと思うと、なんだか嬉しくなった。俺は脚を抱えて脚を開いて、痕だらけになったアソコをカメラに向ける。またカシャ、となるとヒクッと穴が疼いた。
「んっ……」
なかが締まると同時に、とろーっと穴から液体がこぼれ出す。さっき、お風呂で智駿さんに中出しされたものだ。カシャ、カシャ、って智駿さんの精液がこぼれていくところを撮られていって、身体が火照っていく。抱えた脚がかくかくと震えだした。
「すっごく、ヒクヒクしてる」
「ちはやさん……せいえき、でてっちゃ、う……」
「また挿れてあげるから大丈夫」
「ほんと……?」
「だから、自分で慣らしてごらん」
「……っ、」
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