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「ん……ん……」
俺だけが服を脱いで、智駿さんの脚の間に座るようにして後ろ抱きにされながら、身体を可愛いがられる。智駿さんが休みの前日とかじゃない日は、こうやって俺だけがイかされるときが多い。これで智駿さんは満足してるのかなぁって、もっと俺のことが欲しくならないのかなぁって不安になったりもするけれど、今日はまあ良しとする。今日は練習だから。これからガツガツ激しいエッチをするための練習。
「はい、僕の指を締めつけてみて」
「んーっ……」
「もうちょっと」
「あっ……んんっ……」
智駿さんが俺のなかにはいった指をくいくいと動かしてくる。まだ締め付けが足りないよって言いたいんだと思う。
俺はがんばってアソコを締めようとしたけれど、やっぱりいまいち上手くいってないみたいだ。俺の耳元で智駿さんがクスクス笑っている。
「梓乃くん、いつももっとすごいよ」
「えっ……ほんとですか?」
「自分ではあんまりわからないかな。練習はオモチャ使ってやってたの?」
「はい……ディルドで……」
「あはは、そっか。僕のためにそんなエッチな練習してたんだね。かわいい」
智駿さんは優しく微笑んで、俺の頬にちゅっとキスをする。そして、ぬぽって指をお尻の穴から引き抜いた。そして、俺の手をとるとヒクヒク寂しがっているそこにいざなう。
「自分の指で確かめてごらん」
「あっ……」
ちゅぷんっ、ってすんなりと指は入っていってしまった。自分の指を挿れたのは久しぶりだけど……だいぶ、柔らかいなあって思う。とろとろしてて、そして熱い。
「じゃあ、締め付けてみて」
「んー……」
「どう?」
「……ん、あ、あんまり……?」
「そう?」
お尻の穴をぎゅっと締め付けるイメージで力をこめてみたけれど、指にその感覚はあまり伝わってこない。指がチンコとくらべてだいぶ細いのもあると思うけれど、思った以上に締め付けがなくて愕然としてしまう。これは……智駿さんが気持ちいいなんて思わないんじゃ……って。
「ふふ、じゃあこれでどう?」
「えっ……? あっ……ん、ひゃ……」
俺がショックを受けたようにぼーっとしていると、智駿さんが突然きゅっと乳首をつまみ上げてきた。ずくんって電流が走ったような快楽が身体を走り抜けて、俺は高い声で鳴いてしまう。そしてそれと同時に……
「あっ……きゅって、いった……」
「きつくなった?」
「はい……あっ……あんっ……」
指が、きゅうって締め付けられた。
乳首をこりっ、こりっ、ってされる度にお尻の穴がキュンキュンと指を締め付けてくる。俺はさっきとは違う自分のアソコの動きに呆けてしまって、じっと自分のアソコを見つめていた。ひくっ、ひくっ、ってお腹のあたりが動いていて、なかが収縮しているんだなあって見るだけでもわかる。
「梓乃くんのここね、梓乃くんが気持ちいいときに締め付けてくれるんだよ」
「……そ、なんですか……? んっ、……あっ……」
「うん。ほら……」
「やーっ……」
智駿さんが乳首をきゅーって引っ張る。そうすると、今度は俺のアソコは指をぎゅーって強く締め付けた。智駿さんがぱって乳首を離せば、アソコはまたふわって広がって、柔らかくなる。
「可愛いでしょ、梓乃くんのソコ」
「かわいく、な、……」
「可愛いよ。心だけじゃなくて、身体も素直な梓乃くん、最高に可愛い」
ああ、ほんとうに俺の身体、智駿さんに調教されきってるなぁって嬉しくなった。智駿さんを感じると、智駿さんのものを締め付けるように身体がなっているなんて。じゃあ……もしかして、この身体をもっと自分で育てていけば、智駿さんを誘惑できるかもしれない。
「んん……」
「ん、自分で乳首いじってみる?」
「はい……んっ……」
「あはは、みていてあげる」
どのくらい感じると、どのくらい締め付けるんだろう。それがわかれば、自分で自分の感じるように動いて、エッチのときに自在にアソコを締め付けられるかもしれない。
乳首を摘んで、くにくにってしてみて。きゅうんってアソコが締まったけれど……まだまだ足りない。もうちょっと感じないと、ぎゅって締め付けることはできなそう。
「梓乃くんが好きないじり方は、こう」
「ひゃうっ……」
俺がくにくにと頑張って乳首をいじっていると、智駿さんがもう片方を摘んできた。根元からぎゅって摘んで、そして人差し指の側面と親指の腹でもみもみとされるとお尻の穴がきゅーってしまってくる。
「ほら、僕の真似してやってごらん」
「んっ……やっ、……ふぅっ……」
「そうそう、じゃあ一緒に引っ張ってみようか、せーの」
「あーっ……!」
俺の乳首のいじり方を、智駿さんが教えてくれる。智駿さん、俺よりも俺の身体を知っている。片方の乳首を自分で、もう片方を智駿さんがいじって、俺は気持ちよくてとろとろになってしまっていた。
アソコがすごくヒクヒクいって、指を奥に吸い込もうとしている。俺のここってこんなにエッチなのか。いつもこうしてら智駿さんのものを奥に誘い込もうとしてるんだ……そう思うとかあっと顔が熱くなる。
「梓乃くんの身体は全部敏感だから、どこを触っても感じてくれるけれど……こうやって触ると一層悦んでくれるんだよ」
「あぁ……ん……」
俺が乳首をいじるのに夢中になっていると、智駿さんが俺の身体に手のひらを滑らせてゆく。艶かしい手つきで、するすると撫でられるといやらしい気持ちになってしまって、思わず俺は身体をくねらせる。なかに挿れた指をお腹の上から撫でるようにして下腹部を撫でられると、きゅううんっ……ってアソコが締まっていく。
「あっ……」
「梓乃くんのから、いやらしいのいっぱいでてきたね」
「ん……」
促されるようにしてチンコをみてみると、エッチな汁がたくさん出てきていた。智駿さんがそれをみて、すっと目を細める。
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