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「はあー、なんだかんだ楽しい旅行でしたね」
「そうだね」
お風呂からあがって、俺たちはバスローブを纏ってベッドに横になっていた。ベッドは二つあったけれど、もちろんひとつのベッドに二人で潜り込む。腕枕をしてもらって、抱き寄せられながらまどろんで……すごく幸せだ。
「俺、ずっと智駿さんのファンですよ」
「……ふふ、嬉しい」
微笑んだ智駿さんに、きゅんとする。この人と恋人になれて本当によかったなあって、そう思う。
高級ホテルを満喫して、智駿さんと愛を確かめ合って、エッチを二回もして……充実した一日をすごした俺は、すぐにやってきたまどろみに身をまかせていった。
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