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「メグ……先輩、もっと……」 「ハル……」 「っ、んぅ……」  甘く綻ばせた唇を受け止め、メグ先輩の首に腕を巻き付ける。  もっと深く、もっとたくさん。  一度絶頂を見たからだろうか、何かが外れたような気がした。子供のようにメグ先輩からの快楽をねだってしまう。  それに対し、俺を愛おしそうに見下ろすメグ先輩はまだ余裕がありそうだ。 「メグ先輩は、平気なわけ……?」  「まさか」  そう言ってメグ先輩は俺に硬くなったモノを押し付けた。  それだけで、まるで期待するかのようにさらに蜜が溢れ出してくる。  メグ先輩もちゃんと、発情していた。 「大切にしたいから、余裕ぶってセーブしてただけだよ」 「そんな、こと」 「でも、もうできない。ごめんね、限界みたい」  メグ先輩の優しさに、こみ上げるのは愛おしさと喜び。  こんな素敵な人の番になれるだなんて、夢でも見ている気分だ。

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