26 / 45
(13)*
一度身を引いたメグ先輩は、ズボンの前を寛げ、ゴムを着けた。
その様子をぼんやりと見ている俺に、メグ先輩はクスッと笑みをこぼす。
「そんなに見ないで?」
「……だめ?」
「だめじゃないけど――」
メグ先輩はまた俺に覆い被さると、灼けるような熱を蕾にあてがった。
思わずビクリと大げさに肩を揺らせば、メグ先輩の興奮と欲情に溢れた鋭い眼差しが降り注ぐ。
「もう優しくできなくなる」
「……っ、あ……!」
少し意地悪な笑みと、艶やかでひそめられた声。
ゆるく綻んだ蕾に、ぐっと灼熱が入り込んでくる。その動きはゆっくりだけど、決して止まってはくれない。身体が快楽にうち震えた。
「あ、んっ、あぁ……っ」
「ハルのナカ、あったかくて、気持ちいい」
「メグ、先輩っ」
「動くよ」
「や、待って……ああっ!」
入っていたモノが抜かれたかと思えば、次の瞬間にはもう、強く打ち付けられていた。その衝撃で悲鳴のような声をあげてしまう。
自分で出た声に驚く間もなく、激しい抽送が始まった。
ともだちにシェアしよう!