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舐める

お座なりに体を拭いて、少年をベッドに放り投げた。 「わっ!」 少年は跳ね起きて、志狼を見上げる。 志狼は鍛え抜かれた見事な裸体を晒した。男の象徴は大きく硬くなっていた。 皆、うっとりとした目で見るものだが、少年の目には怯えが浮かんでいた。 ───ほんとに猫みたいな奴だ。 濡れて色濃くなったアッシュグレイの髪。緑と黄色が混ざる瞳。 シャム猫のようにしなやかで小さな体。 志狼は早く少年を味わいたくてたまらなくなった。 竜蛇ではないが、己の内にある雄の加虐心を煽られまくっていた。 逃げようとする少年の足首を掴み、引きずり戻した。逞しい体の下に組み敷く。 「あっ! イヤッ! やめて、やめて!」 「お前、名前は?」 華奢な顎を掴み、視線を合わせて聞いた。 「た、玉山鉄平……おねがい。やめて……」 涙目が余計にソソる。 「タマか。名前も猫だな」 ニヤリと笑って唇を奪った。 「んんっ! むぅ……あぅ」 必死で押し返そうとするのを押さえつけ、小さな口内を舐めつくす。 「や!……んむぅ!……ッ」 小さな舌が可愛らしく、志狼は夢中になって、少年の唇を思う様貪った。 「……はっ……ハァ、ハァ……」 唇を解放して、そのまま首筋に舌を這わせていく。手と舌で華奢な裸体を愛撫した。 「やぁ! 嫌だって……いやっ! やめてぇ……はっ……ぁあ、あっん!……めて、やめて、お願いだからぁ」 嫌がる声に甘さが響きはじめた。 ───たまんねぇな。 ベロベロと全身を舐めまくってやる。 耳の穴や脇の下、臍に舌を突っ込み、腰を甘噛みする。 「……は、ぅう!……いや、だっ!……ぁあ! やぁ……ぁ!」 志狼の逞しい体の下で、どんなにもがいても逃れること叶わず。 男の舌で全身を舐めまわされて、鉄平は嫌がりながら身をくねらせて甘く鳴いた。 恥じらう少年の恥態に志狼の息も荒くなる。鉄平の体をくるりと伏せに返し、首根っこを甘噛みする。 「ひ、やぁ……ん!」 そのまま背を這うように舐め、腰を上げさせて小さな尻を割り開いた。 「!! み、見るなぁッ!!」 「ここ見なくて、どこ見るってんだよ」 鉄平のアナルは薄い桃色をしていて、まるで処女のように綺麗だった。 「綺麗な穴してるな」 「……っ!……やめて、お願い見ないで……」 あんまりな褒め方に鉄平が泣き声になる。そんな子供みたいな声にも興奮した。 志狼は大きな舌でベロリとアナルを舐め上げた。 「ひぃ! なっ!?……やだ! 汚い! そんなとこッ!」 「綺麗だっつっただろうが」 片手で鉄平の首根っこを押さえつけ、アナルをベロベロと舐めた。 「ぃや───ッッ! 嫌! いやぁ……助けて! やめてぇ、あ!」 かわいそうなくらいに泣きじゃくりながら、「やめて、やめて」と繰り返す声に、ますます興奮した。 狭いアナルに舌をねじ込み、内側の肉を味わう。 「や! はいってる……抜いてぇ!……あ!あ!……嫌、やめてやめて! あぁあああ!」 ぬぷぬぷと抜き差しをして、更に責めれば、鉄平は泣きながらも甘く鳴いた。 ───ああ、くそっ! 早くぶち込みたい。 今度は中指を濡れそぼったアナルに入れた。 「ひっ!? い、痛い! いた、ぁ!……やめ、て」 鉄平の体が痛みに硬直した。指を食いちぎるようなキツさに志狼は眉をひそめた。 一旦、指を抜き、鉄平を仰向けにして、今更ながらマヌケな質問をした。 「……お前、まさか処女か?」

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