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愛撫する

「な、なに?」 志狼はアナルに指を触れさせて「ここに突っ込まれたことがあるか?」と、聞いた。 「あ、あるわけないッ!!」 「お前、男娼じゃないのか?」 「ち、違うよッ!!」 志狼はガクリと項垂れた。初心な演技どころか、ど素人の処女ときたもんだ。 多少酔っていたとは言え、突っ走りすぎたか。顔を上げて、まじまじと鉄平を見る。 平凡だが目が大きくて、まぁ可愛らしい顔をしている。それに、怯えた涙目が男をそそる。 いつもなら志狼は処女を相手にはしない。面倒くさいからだ。 だが、今夜はこいつの初めての男になりたい欲求が強かった。 まだ男を知らないキレイなピンク色のアナルに己の雄で貫いて、もっと泣かせて、鳴かせたかった。 「ちょっと待ってろ」 志狼がベッドから降りた。 誤解が解けてこの淫らな行為も終わったのだと、鉄平はホッとした。 だが、志狼はローションと怪しげな玩具を手にして戻ってきた。 「え?……え!?」 「ちゃんと準備してやる。初めてでも気持ちよくしてやるから安心しろ」 鉄平は真っ青になって、口をパクパクさせた。 慌てて逃げようとする鉄平を捕まえて、再び伏せにし押さえつけた。 「おれっ……男娼じゃ、ないって!……ちがうって、言ったのに!」 「だから、優しくしてやるって」 「ぅあ! やっぁ!……抜いてッ……指、いやぁ!!」 ローションで濡らした指でアナルをマッサージするように解してから、ゆっくりと後孔に埋めた。きついがローションのぬめりでスムーズに挿った。 「ひッ! ぃや! 嫌だってば!!……もぉ、やめて!」 「馬鹿言うな。これからだ」 指を二本に増やしてグネグネと蠢かす。鉄平はふるふると震えて耐えていたが…… 「ああああッ!!」 志狼の指が前立腺に触れたので、ビクンと反応して大きく喘いだ。 「あぁあ……ん、なに……これぇ!?」 「イイところだよ」 ぐい、と強くえぐる。鉄平は背を反らせ、悲鳴のような喘ぎ声を上げた。 「ひぃい、ア! あっあっ!……ああっ! は、ぅあ……抜い……てぇ」 鉄平が震える両手でシーツを掴み、上にずり上がって逃げようしたので、逞しい腕を細い腰に巻きつけて引き戻す。 そのまま覆い被さり、ぐちゃぐちゃ抜き差しして濡れそぼったアナルを責めた。耳を食んで、低くて男らしいセクシーな声で囁く。 「気持ちいいだろ? ココは?」 「よく、ない……やだ……こわ、い!」 「怖かねぇよ。気持ちよくなるだけだ」 鉄平は志狼の体の下で、なすすべもなく震えて身悶える。圧倒的な体格の差で逃げ出すことができず、啜り泣いた。 「ぅえ……ひ、あぁ!……や、だよ。こんなの……許してよ……もぅ、やめて……あっ、ぁあッッ」 指を三本に増やして、少し激しく抜き差しをする。 「あぁああッ! やぁ! いやッ!!」 鉄平は、また涙を零す。 志狼は鉄平の顎を捉え、後ろから唇を奪った。 泣き顔も鳴き声も、か弱い抵抗も、何もかもヤバかった。 ───絶対に自分のモノにする。 志狼の顔が雄の欲望に染まりきった。 ゆっくりと指を抜くと、鉄平はほっと脱力した。くったりした少年の薄い体を仰向けにして小刻みに震える細い脚を開かせた。 「はっ……ああッ!……なに!?」 鉄平の処女のアナルは狭すぎだ。志狼はアナルバイブをゆっくりと挿入していった。 初めて体験する圧迫感に鉄平は震えて、ポロポロと涙を流す。 志狼はベロリと濡れた目元を舐め「もうちょっと広げような」と、宥めた。その優しげな声とは裏腹に、決して止めるつもりはなかった。 そして、カチリとバイブのスイッチを入れる。 「あっ……ぃやあぁああ───ッ!!」 少年の華奢な体が大きく反った。アナルの奥で感じる振動に怯えて、喘ぎまじりの声で「やめて」と哀願する。 イヤイヤと首を左右に振って、必死で抵抗するのを志狼は簡単に押さえつける。 自分の腕の中で、逃げられずに鳴く様子がたまらない。 竜蛇のような趣味はないが、この少年の嫌がる顔にぞくぞくした。 後孔にバイブを突っ込んだまま、可愛らしいペニスを咥えてやる。 「あ!……あぁあ……うぅ!!」 細い腰が淫らにくねった。もしかしたら、フェラチオされるのも初めてなのかもしれない。 志狼は大きな口で鉄平の可愛らしいモノを舐めしゃぶった。 ハッハッと早い呼吸で、鉄平は絶頂に向かう。 「も、出ちゃう……あ! はなし……て!あ、ああッ!」 切羽詰まった声に興奮し、いっそう強く吸い上げた。快楽の証を最後の一滴までゴクリと飲み干した。

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