銀ちゃんが、着ていたシャツと下着ごとズボンを脱ぎ、俺の服も全部脱がせて裸にする。身体を屈めてぴたりと肌を合わせ、俺の耳に熱い息を吐きながら「凛…」と囁いた。 その声だけで、俺の身体は蕩けてしまい、ぴくぴくと背中を震わせる。 耳朶を舐めしゃぶっていた銀ちゃんの舌が、俺の首筋を這って胸に辿り着く。胸の尖りの周りをゆっくりとなぞってから、乳首を口に含んでじゅっと強く吸った。 「あっ、あ…っ、んっ」 高い声を出す俺の口に、銀ちゃんの長い指が押し込まれた。俺は鼻から甘い吐息を漏らして、銀ちゃんの指に舌を絡める。 ふんふんと鼻を鳴らして、俺が銀ちゃんの指を舐めてる間に、銀ちゃんが、両方の乳首を吸って噛んで指で挟んで弄り回す。 初めて繋がった日から数回、俺は銀ちゃんに抱かれていた。そのたびに、銀ちゃんが俺の乳首を執拗に弄るから、そこは触られるとすぐ赤く染まり、ぷくんと膨らむようになってしまった。 「凛、おまえのここ、今日もいやらしく立ち上がってるぞ」 「は…あっ、も…、いわっ…な、でぇ…」 飲み込めない涎を垂らした俺の口から指を抜くと、銀ちゃんが俺の唇にしっとりと吸い付いた。薄く開いた唇の隙間から、銀ちゃんの熱い舌が入って来る。舌を絡め合わせる水音と、俺の甘い声と銀ちゃんの少し荒い息が聞こえて、俺の腰が勝手に揺らいだ。 俺の唾液で濡れた銀ちゃんの指が下に降りてきて、俺の蕾をほぐすように柔らかく押す。何度かくるくると撫でてから、ぷつりと孔に挿し入れた。 「あっ、ひぁ…っ、あぅ」 孔の中を出し入れしていた指が、俺の敏感な箇所を見つけてぐっと押した。俺は背中を大きく跳ねさせて、シーツをぎゅっと掴む。 「やっ、あっ、も…いい…っ、からっ」 「…まだだ」 銀ちゃんが指を3本に増やして、中でぱらぱらと動かし、俺の内壁を刺激する。 俺は、硬く立ち上がった性器の先端を濡らし、びくびくと震わせて銀ちゃんにねだった。 「はあ…っ、ぎんちゃん…の、欲しいっ…。も、いれて…っ」 後孔から指を引き抜いて、銀ちゃんが身体を起こし俺の唇をぺろりと舐める。 俺は腕を伸ばして、銀ちゃんの大きな男根をぎゅっと握りしめた。 「くっ、凛…っ」 「すご、おっき…。ね…早く…」 「おまえ…そんな顔を俺以外の前では絶対にするなよっ」 どういう事かわからなくて、俺は首を傾げるけど、そう言う銀ちゃんの顔の方がとても色っぽくて、俺の心臓がどきどきと鳴った。 「銀ちゃん…好き。キスして…」 俺が両手を伸ばすと、銀ちゃんが背中に腕を回してきつく抱きしめてくれた。そして、深く唇を合わせて舌を絡め合い、唾液の交換をする。 こくんと唾液を飲み込んだ瞬間、いつの間にか俺の後孔の入り口をゆるく突いていた銀ちゃんの男根が、ずぷりと入ってきた。ゆっくりと半分ほど入ったところで一旦動きが止まる。 銀ちゃんの唇が、糸を引いて離れて行くのをぼんやりと見ていると、俺の腰を掴んで一気に奥まで突き入れた。 「ああっ、はあっ…ん、あっ」 突然の強い刺激に、俺は大きく背中を反らして白濁を俺の腹に噴き出した。