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第79話 校外学習 ※

校外学習に向かうバスに乗ってすぐに、俺は睡魔に襲われた。 だって、あの後朝方近くまで、銀ちゃんは俺を離してくれなかったから。煽った俺が悪かったとはいえ、限度があると思う。俺は一体何回いかされたんだろ…。最後の方は、もう俺の性器からは何も出てなかったはずだ。 反対に銀ちゃんの回復力は恐ろしかった。何回してもびゅうびゅう精液を吐き出して、比喩ではなく、ほんとに俺のお腹は膨らんでいた。 俺は途中で意識を失ってしまったけど、次に起こされた時には、いつものように身体の外も中も綺麗に洗ってくれていて、お腹も元通り、ぺたんこになっていた。 ただ、腰の怠さは今までの比じゃなかった。立ち上がれたとしても、足がぷるぷると震えてとても歩けない。 俺が「銀ちゃあん…」と泣きつくと、「だから言っただろう…。まあ、俺もちょっとやり過ぎた」と言って、しばらく腰を撫でてくれた。 銀ちゃんの治癒能力?はほんとにすごくて、俺が家を出るまでには、よたよたと歩けるまでなんとか回復した。 それでも、とても学校まで自力で行けそうになかったから、銀ちゃんに学校の近くまで、飛んで連れて行ってもらった。 うつらうつらと頭を揺らす俺に、隣に座る清忠が声をかけてきた。 「凛ちゃん、トイレ休憩や着いたら起こしてあげるから、ゆっくり寝てていいよ。昨日の夜は、一ノ瀬さんが離してくれなかったんだろ?」 「な、な、なんで…っ」 はっと目を覚まして口を開け、清忠を見る。 「ふふ、だって歩き方変だし声嗄れてるし眠そうだし。それに、一ノ瀬さんの匂いが全身にびっしり付いてる。大丈夫だよ、俺しか気付いてないから。ほら、いいから休みな」 「あ…ありがと…」 そうか、歩き方には気を付けない駄目だな…と思ってるうちに、俺はあっと言う間に眠ってしまった。

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