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第193話 甘い果実 ※
あの後、銀ちゃんが俺の身体を撫で回しながらキスを繰り返すもんだから、危うく店でナニを致してしまう所だった。
とりあえず落ち着いてから店を出て、すぐにタクシーを捕まえて家に帰った。
玄関を上がってすぐの銀ちゃんの部屋に引っ張り込まれて、息も付けないほどの激しい口付けを交わしながら、お互いの服を脱がせ合う。全裸になると、銀ちゃんが素早く敷布団を敷いて、その上に俺を押し倒した。
俺の顎を甘噛みして、舌を喉から胸へと這わす。乳首の周りをぐるりと舐めて、舌先で尖りを弾いた。
「あぅ、あっ、はぁ…ん」
「キスだけでこんなにぷくりと立ったのか?可愛い…」
「も…、ふぁ…っ、言わなくていいから…ぁ」
「ほら、こっちも…」
そう言って、もう片方をきゅっと引っ張った。
「ああっ、やぁ…、んぅ…っ」
俺は腰をびくびくと跳ねさせて、立ち上がった性器を銀ちゃんに擦り付ける。
「エロいな…」
「あっ!やっ、触っちゃ…」
銀ちゃんに性器を握り込まれ、背中を大きくしならせた。仕返しとばかりに、腕を伸ばして銀ちゃんの男根を握ると、すでにガチガチに硬く、浮き出た血管が脈打っている。
俺はこれが奥深くに入る事を想像して、熱い吐息を吐いた。
「くっ…、凛…あまり刺激するな」
低く呻いて俺の足を大きく広げ、指にすくった軟膏を手早く後孔に塗り込んでいく。
ゆっくりと孔に指を挿し入れ、ぐるりと円を描くように広げる。
俺が孔の中の指の動きに意識を集中してると、銀ちゃんの顔が近付いて、俺の唇を激しく貪った。大量に唾液を交換すると、今度は耳の穴に舌を突き入れ、ぴちゃぴちゃと舐め回す。
「ふぁっ、ああん、あっ、あ…っ」
弱い耳を攻められて、俺は何度も腰を浮かす。頭も身体もとろとろに蕩けてぼんやりしていると、充分に柔らかくなった後孔から指が抜かれ、すぐにそそり立つ屹立が宛てがわれた。
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