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第194話 甘い果実 ※

銀ちゃんの男根がゆっくりと押し込まれ、亀頭が入った瞬間、ぱちゅんと一気に刺し貫かれる。 「ああっ!はぁっ…、あ…んっ」 「くっ…」 俺は大きな刺激に、先端から少し白濁を溢れさせた。 銀ちゃんは、イきそうになってるのを堪えてるのか、俺を抱きしめて動かない。俺が、震える腕を首に回すと、苦しそうに笑った。 「はあっ…、やばい。入れただけでイきそうになった。気持ち良すぎ…」 「んぅ…、ずるい…。イっていいのに…っ。俺、ちょっとだけ出た…」 「ふっ、可愛いやつ…。ほら…動くぞ」 俺の唇にキスを落とすと、銀ちゃんが緩く律動を始めた。大きく硬い男根で内壁をごりごりと擦られる快感に、俺は顎を仰け反らせる。高い声を上げ、銀ちゃんの腕を掴んで足先に力を入れた。 もっと奥に来て欲しくて腰を揺らめかせてると、銀ちゃんが、ぐいっと俺の尻を持ち上げて、上から突き刺すように打ち付け出した。 「はあっ!やっ、は、げし…っ、あっ、あっ」 俺は目に涙を溜め、涎を垂らして頭を振る。俺の先端からは常にとろとろと蜜が溢れ、銀ちゃんの動きに合わせて性器が俺の腹に当たっていた。 「あっ、あぅ、ぎ…ちゃ…んっ…」 銀ちゃんの名前を呼んで手を伸ばす。銀ちゃんが一旦動きを止めて、俺の背中に手を入れて起こした。 「あっ、あん…、だめ…ぇ」 自身の体重で、大きな屹立が更に奥に突き刺さる。でもこの体勢は、ぴたりと身体を合わせれるから大好きなんだ。 「凛…愛してる」 「んっ、俺も…あ、あい…愛してる…」 「ふっ…」 すぐ間近にある顔を見ると、とても綺麗な笑顔で俺を見ている。俺の唇にしっとりと吸い付いたと思ったら、腰を掴んでがつがつと下から打ち付け始めた。 俺は振り落とされないように、銀ちゃんの首に必死にしがみ付く。でもとっくに限界がきていた俺は、高い声を上げると、勢いよく白濁を飛ばした。 「ああっ!あっ、はあ…っ、んっ…」 四肢を震わせて、快感の余韻に浸る俺の最奥に、ぐっぐっと腰を押し付けながら、銀ちゃんが大量の飛沫を吐き出す。その刺激にも俺は腰を震わせた。 ぐったりとした俺を胸に抱き寄せて、銀ちゃんが俺の首に顔を埋める。すんすんと匂いを嗅いで、いつものように「甘い…」と呟いた。 「ああ…、おまえはやはり甘くていい匂いがする。おまえは全てで俺を魅了する。はあ…、この匂いを嗅ぐと俺は…」 「えっ、ちょっ、まっ……、やっぱり…?」 俺の中で急速に大きくなる男根に、思わず抗議の声を上げる。でも、絶対にこうなるだろうとわかっていた俺は、銀ちゃんに軽く口付けて、中にある形を確かめるように、ゆっくりと腰を動かし始めた。

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