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「ああ……ラプンツェル……気持ちいい……気持ちいいよ、おまえのなかに出すの……もっと出る、いっぱい出すね」 「あ、あ、あ、」 「ねぇ、孕んでみようよ、ラプンツェル、ねぇ、できるでしょ? こんなにいっぱい精液いれてるんだからさ、孕んでよ、ほら、もっと、もっと出ちゃうよ」  とめどなく精液を注がれ、椛の腹はまさしく孕んで子を身篭っているかのように膨れ上がる。あまりの圧迫感に嘔吐感がこみ上げてきて、椛は堪らず胃液を吐き出してしまった。それでもアウリールはそんなの気にしないとでもいうように、注入を続け、そして時折突き上げる。 「あっ、ぉえ、う、あ、あ、」 「かわいい、ラプンツェル、かわいい、かわいい……」  もう死んでしまう……いや、いっそこのまま殺して欲しい、そう椛が思いかけた時、ようやくアウリールがそれを引き抜いた。そうすれば、まるでアウリールのものが栓だったとでも言わんばかりに椛のアナルから一気に精液が吹き出した。脚を大きく広げ、びゅうびゅうとはしたなく精液を出し続けるその様子に、アウリールは恍惚と頬を染め笑っている。 「ああぁー……あぁああぁああー……」  ぱたぱたと精液が落ちる。腹に滞留する精液を殆ど出し終えてぐったりとする椛にアウリールはにじり寄る。身体を拘束する鎖を解いてやると、椛はどさりと床に倒れ込んだ。 「ラプンツェル~? ひどいじゃないか、こんなにだしちゃったら僕との赤ちゃんできないよ」 「……ごめ、な……さ、い……」 「欲しいよね、ラプンツェル、僕との赤ちゃん、ねえ、欲しいでしょ?」 「……、」 「――欲しいだろ!」  黙り込んだ椛の腹を、アウリールは思い切り蹴りあげた。先程からの嘔吐感は更に加速し、椛は再び嘔吐してしまう。ごほごほと咳き込む椛を見下ろし、アウリールは冷たく言い放つ。 「ラプンツェル。いいなさい。僕との子供が欲しい、って」  強引にイカされ、キャパシティを超える精液を無理やり腹に詰め込まれ、そして腹を蹴られ。意識が飛びそうになりながらも、椛はなんとか持ち堪える。震える腕で身体を支え、アウリールを見上げると……泣きながら言った。 「……欲しいです……アウリール様との、子供……欲しいです」  絞りだすように。鉄錆(てつさび)がぼろぼろと落ちるような、そんな消えそうな声で。  そんな椛の声に、アウリールはご満悦。にっこりと嬉しそうに笑うと、放り投げた鞭を拾う。 「そう。じゃあ、僕の精液必要だよね」 「……はい」 「うん。それじゃあ、そのラプンツェルがお尻から出した僕の精液全部舐めて」 「……え」  アウリールが指した先にあったのは……先ほど椛が耐え切れず体内から出したアウリールの精液。 「そ、んな……」 「え、なに? 嫌なの? ラプンツェル、僕の精液いらないの?」 「ち、ちが……あっ、ぅあッ!」  アウリールが思い切り鞭で椛の身体をたたく。空を割くような鋭い音が部屋に響きわたる。思わずへたりと臀部を上げた状態で倒れ込んだ椛を、アウリールは容赦なく何度も何度も叩いた。あまりの痛みに握り締めた拳は白く、血の気を失い始めている。 「ッ、う、あッ、」 「ほら、はやく。舐めなさい、無様に這いつくばって、犬のように床を舐めて、僕の精液を、さあ!」 「はっ、あ、やります! だから……だから、ゆるしてください……ゆるして……お願いします……!」  ぼろぼろと零れる涙を拭い、椛はもう一度身体を起こす。鞭の嵐は止んだ、それでも椛にとっての地獄はここからで。長年ろくに掃除していない汚れた石畳、そこに散る自らのアナルから吐き出したアウリールという男の精液。あれを全て、舐め取らなければいけない。 「――……」  目を閉じる。やらなければ終わらない。この男はゆるしてくれない。  椛はそっと舌をだし、穢れた石畳に。唇を寄せて。口の中に広がる、生臭い臭いと、涙の味――

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