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「ひ、あ、ッ、あっ、あっ、ぐん、じょ……あ、」
「柊さま、柊さま……!」
「あ、だめ、だめだめ、あ、あ、あ、またイク、あ、あ……あッ……!」
もうどれくらいこうしていただろう。群青は過去に縋り付くように、ずっと柊を抱いていた。何度も何度も絶頂に追い込まれたためか柊はぐったりとしていて、しかしそれでも止まれなかった。柊も群青を拒絶することはなく、ふらふらになりながらも群青を受け入れる。
「も……なか、入らな……」
「なんかい、出しましたっけ、俺」
「わからな……、いっぱい、」
「まだ……入りますよ、今まで会えなかった分の、全部注ぎ込んであげます」
「あ……あ、あ……ぐんじょう……」
「……もういっそ、孕んじゃってくださいよ」
「う、あ……あ、…あ……はらませて……ぐんじょう、もっと、もっと、ぼくのなか……いれて……」
もう……ずっと、こうしていたい。彼を抱いて、愛して、辛いこともすべて忘れて……幸せでいたい。
意識朦朧とした表情で、必死に自分に抱きついてくる柊が愛おしい。唇を奪えば嬉しそうに体を震わせる柊が、愛おしい。
「……う、」
でも。さっきから胸を締め付ける、この痛みはなんだろう。目の前にいる柊を愛おしいと思えば思うほどに……痛みは増してゆく。
『群青――……』
「……え、」
ふと……柊の声が聞こえたような気がした。頭のなかに、響くように。目の前の柊が言ったわけでは、ない。
「……柊様?」
自分を呼ぶ声。胸が掻き毟られるような心地。
「あっ、」
一瞬ぼうっとしていると、下から柊が群青を弱々しく引っ張ってきた。涙をぽろぽろと流しながら、群青を見上げてくる。
「……ぐんじょう、もっと、」
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