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第17話 ハニィカムカム -3-

「膨れたな」 そう……俺のオメガは発情期に入ると、乳輪が肥大して乳首全体がぷっくりと腫れ上がる。 肥大した乳輪がふんわり盛り上がり、その先の乳頭も丸く膨らみ尖るので大変吸い易い。 「―……餅みてぇ……」 吸い付き引っ張ると餅みたく伸びる。 伸ばして、先を舌先で舐めると真樹の口から「は、ぁ、ぁん……」と甘い声が漏れた。 ……そのうち真樹が妊娠すれば、ここから母乳が出るのかな、と想像すると早く孕ませたい様な……。 しかし俺はもう社会人だが、真樹はまだ高校一年だ。 真樹の学校には番申請もしているから、色々融通は通るが発情休暇以外で学校を休ませるのは可哀想な気がするから、もうしばらく我慢だ……。 今回も妊娠抑制剤を飲んで、……全て生で内部に放つ。 『番』になれば、相手が成人していなくても本人同士の合意の上で直接身体を繋げる行為が、社会的に認められているのだ。 また、成人していなくても望んで妊娠し出来た子供は、他者から温かく迎え入れられる傾向がある……。 ま、境遇はどうであれ、生まれる子供に罪は無いから、平等に尊く神秘的な存在だと俺は思うが。 「―……それじゃ、今回も着けるな」 「うん」 「プレゼントだ、真樹。……似合う。可愛い」 「んっ……嬉しい……」 そう断りを入れて俺は耳からマグネットピアスを外し、真樹の丸乳首に取り付けた。 これは磁気で挟むタイプだから、針穴とかが付かない仕様なのだ。 真樹のぷるぷる揺れるぷっくり乳首に俺の耳にあった飾りが着き、その装飾具合に思わずにやける。 最終的に真樹の乳首をキラキラと飾るピアス。次はどんなのにしようか……。 真樹は「透也の耳に有ったの……うれしいよぉ……」とはにかむ笑顔で自分でピアスを抓み、乳首をコリコリ弄りだした。

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