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第22話 ハニィカムカム -8-
「……ん、ゃッ! やン! イったばっかなの……撫で撫でしないでぇ……っ」
「ペニスの頭撫でられて気持ち良いんだな、真樹? 着けてるのに気持ち良い汁が出まくってる」
俺がペニスの潤む窪みを指の腹で撫でる度に、真樹から甘い否定と粘性音と汁量が上がり、アナルがきゅんきゅん蠢き締まる。
そこで俺は真樹の吸い付く締め付けをズリズリと逃れる様にペニスを抜けるギリギリまで引き、一気にスイッチの部分も巻き込んで最奥まで挿し突いた。
―パァァン!
「~~~~ぅッ、きゃぁあうぅう!!?」
俺の一突きに真樹の二つの袋が"クン!!"と上がり、真っ赤なペニスの先からドロドロした汁が溢れ、アナル内部は大量の粘性の蜜汁が俺のペニスを包み、更に潤った。
……ああ、これ……イったんだな。
だけどペニスの方はリングで阻まれて……ちゃんとイけなかったんだ。
でも、好きに射精させては感じてイき易いオメガの真樹は体力がどんどん無くなって、発情期の己の欲望や俺に最後まで上手く着いて来れないだろう。
そう……発情した真樹は快楽にとても従順で貪欲。
番が可愛くおねだりして、行為に悦ぶ姿はとても愛しさが増す。
だが、快楽に呑まれてそれに着いて行けずに苦しいのだが求めてしまう姿は前の二回の発情を見て、俺は何とかしてやりたかったのだ。
……そして、三回目の真樹の発情は始まったばかり。
―とぴゅ!
俺はリングから左右に出ている、膨らんだ袋を両側から指先で"ぷにぷに"と押した。
すると真樹のペニスの先から"トロトロぴゅっぴゅ"と透明な汁が出てた。
真樹は俺に弄られながらトロンとした表情で……内部でイった恍惚に浸ってリラックスしている。
……俺にリングを着けられて、信用して射精管理される事を受け入れた姿に愛しさが増す。
そこで俺はまた真樹のペニスの頭を指で撫で、今度は爪で窪みをカリカリと掻いた。
すると真樹は甘い嬌声を上げて覚醒し、ペニスの小さな口穴を開いて汁を吐き出した。
俺は真樹の甘い汁で濡れた指先をくちゅくちゅと舐め、その指で彼のヘソをくすぐる様に弄った。
「真樹、高校を卒業したら、俺と赤ちゃんつくろうな」
「うん、僕、高校卒業したら……巣の中で透也との赤ちゃん、ココにたくさん作る!」
俺はその答えを聞いて、真樹の唇を塞いで腰を動かし始めた。
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