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第23話 ハニィカムカム -9/E-
ガンガン攻めると俺達が密接する肌から張り詰めた音が響き、繋がっている部分はどんどん潤んで粘着性が増した。
そして俺の与える揺れに、真樹の射精管理を受けているペニスと肥大し伸びた乳首がぷりゅんぷりゅんと円を描いて跳ね踊っている。
「はぁぅ、透也、僕、しぁわせぇ……とっても幸せなの……。ん、んっ……ンぁあん……」
「ぉれッ、も、幸せだ……真樹、真樹っ……」
俺は真樹の奥をガンガン突きながら、イく時は男オメガの特別な器官にペニス先端の口を密着させ大量の白濁をぶっ掛けた。
今は妊娠抑制剤で真樹が孕むことは無いが……高校を卒業して、正式に結婚したら薬は飲ませない。
それこそ、その器官に俺のペニスを抉じ開け、ガッチリ嵌めて連続で……
……―オメガの巣の中で、真樹との子供をたくさん作る。
お互いにイき合って、俺は真樹を自分に閉じ込める様に覆い抱き締め、彼の首筋に浮かぶ雫を舐めた。
そしてペロペロと舐めながら、今は露出している首筋の番の証である噛み痕を辿る様に舐め、吸い付く。
真樹は俺の背中に腕を伸ばし、引き寄せる様に力を込めて抱きついて俺の行為を喜んで受け入れてくれている。
上がる息をそのままに、暫しの休息でも俺達は互いを求め合う。
俺は真樹の細く滑らかな白磁の首筋を舐めながら、真樹を飾る次のプレゼントを決めた。
……今度の休みに首の保護に使っているチョーカーに似合う、新しいトップを真樹と買いに行こう。
そして、それに俺のニオイをたっぷり付ける。
他のアルファやベータも…………同性のオメガですら畏れる、上位種のみに使える特殊アルファのフェロモンだ。
「真樹、真樹……いつでもお前を想い護って、幸せにする……」
「うん、僕……大好きな透也の匂いに包まれていつでも幸せだよ」
俺の下で再び可愛く喘ぎ、快感に浸る真樹を優しく揺すりフェロモンを溶かし合う。
そうしながら最愛の番を新しいプレゼントで飾り、更に自身のフェロモンで縛る姿を想像して……
……俺は心が躍った。
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