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第26話 Made in Hotel SSS -3-
突然だが、僕と秋陽さんの出会いは『アルファの僕がオメガに間違われてベータの男に絡まれている僕を、オメガの秋陽さんが颯爽と相手を投げ飛ばして助けてくれた』……事に始まる。
うん、本当に格好良くて、とっても綺麗だった……。
僕はいざとなったらいつも通りアルファの威圧か、ぶん殴ろうと考えていたんだ。
いつもそれで僕の勝利で済んでいたからね。
しかし、この回は違った。
そして助けてくれた事で秋陽さんのトートの中から派手に散らばった物の中に、『付箋つきオメガ求人情報誌』を数冊発見した僕。
お礼と共に聞けば、「パティシェとして職をさがしてる」と言われた僕は、速攻で親から譲り受け今は自分が経営するホテルで働きませんかと熱烈に誘ったのだ。
幾度か誘い断られた末、秋陽さんはやっと僕の誘いを受けてくれて、今はホテルのデザート部門にパティシェとして働いて貰っている。
もちろん、ちゃんと試験的な事をしてもらって彼の腕なら大丈夫と皆納得してる。
ちなみに僕のホテルは、以下な感じ。
ホテル『シュガーシュガーシロップ』は愛称『SSS 』と呼ばれているんだ。
完全紹介会員制・カップル限定・完全予約・発情期が伴う長期宿泊可能な、オメガに優しいホテルを目指してるのさ!
そして、せっせと熱心に秋陽さんに口で奉仕された僕のペニスは……
―ぶッ……びゅるるるるる!! ぶゅびゅるるッ! びゅるる!!
「……ぁ、ああっ……秋陽さんを僕の"白い砂糖"でコーティングしてる……!」
「ん、んっ……世良くんの、濃くてあつぃっ……」
秋陽さんに、が、顔射……! 秋陽さんの綺麗な顔に!!
「ん、んちゅ、ちゅ……ちゅぅうう! ちゅぷっ、ちゅぷ! ん、んちゅぅ……」
「ぁ、あぅうう~~!! ン―――ッ!」
しかも秋陽さんが射精後……ちゅうちゅうお掃除開始……!
そんな熱心にされたら……腰が勝手に浮いて、また"持って"かれちゃう……よッ!
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